飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

鎧ができるまで その89

2010-04-09 22:15:03 | ハーネス(HG harness)

Cimg0113 ちょっと間があきましたが、ミシンに続き、ハーネス製作で使われる工作機械もご紹介します。

まずは旋盤。ウチでは八馬力型汎用タイプを使っています。電源は普通の工業用200V三相です。

こいつはさる場所から貰い受けたもので、少し壊れていたので自分で修理して使っています。

バイトも一通りそろっているので、自分で都合の良いバイトを製作しながら使っています。

Cimg0114 次はボール盤。穴を開けるだけの単純なものですが、パイプのど真ん中に穴を直ぐに開けられるように、治具を取り付けています。

こいつも電源は200V三相を使っています。

ちなみに、ドリル歯は自分で全て研いでいます。

Cimg0115 最後は高速カッター。アルミパイプや丸棒をカットする時に使っています。

主に以上の器具でハーネスの金属部品を作っています。

具体的にはRXC(レーサータイプ)のピッチトリマー、メインラインのスライダー、そしてスライドレール、その受け金具。更に前後のバックプレートの間のジョイント金具などです。

スポーツハーネスX-SPORT のフレーム内にあるジョイント金具も、実はこれらの器具だけで製作しています。

機会があれば、その工作過程もご紹介いたします。

ハーネスは現在高等化して、昔みたいにミシンだけでは作れない時代になりました。

現在のハーネスは専用金具も必要になっているため、金具も自分で作れないとダメです。

それだけに、現在のハーネスを作るには、いろいろな技術と知識、経験、そして設備が要求されます。

コメント
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