さて、写真のブラケットはどのような手順で作られているでしょうか?
このブラケットはウチで生産している「X-sport」に使われているもので、一着につき8個使っています。
このブラケットで、アルミパイプをつなぎ合わせて、X-sport のフレームになります。
使う道具は、旋盤、ボール盤、高速カッターです。
ちなみに旋盤とは、工作機械の一種で、金属の塊を回転させて、バイトという削り歯でけずって製品を作る機械です。
ボール盤は穴を開けるだけの機械。高速カッターは物を切断するときに使います。
旋盤は回転させて削る性質上、できるものは円筒状のものに限られてしまいます。
つまり、旋盤だけでは、パイプのはめ合わせの部分は作れません。
次回より、その作り方をご紹介します。