前回の作業を、丸棒の左右とも行うと、写真のようなものが出来上がります。
そこで! や!!っと!
ボール盤にアルミパイプと同じ径のホールソーを取り付けて、写真のようにど真ん中を切り取っていきます。
この作業は危険が伴うため、パイプを使用して、直接は触らないようにしています。
このときに、最初にあけた穴が役に立つのです。
最初に丸棒に穴を開けたのは、ホールソーで切るこの作業のとき、振動等でズレないようにするためです。
ホールソーの構造は、のこぎりを丸めたような形になっており、その中心部には、穴がズレていかないようにドリル歯が備え付けられています。
このドリル歯が、最初に開けた穴にそって進んでいくために、ズレが生じずに綺麗に真ん中を切っていけるのです。
穴の中を水が流れていくようなものですね。
本来は、この作業はフライス盤という機械で行うものですが、数百万円する機械を導入しなくても、同じ仕事ができないかと考えて、この方法を思いつきました。