我が家では、只今、薪ストーブとファンヒーターが同居しています。
薪ストーブはとても暖かいのですが、実は、中途半端な焚き方が出来ないのです!
薪ストーブを使うときは、とにかく二次燃焼が起こる280度以上まで一度上げなければいけません。
中途半端に焚くことはもちろんできますが、それをすると、煤が煙突やストーブにたまってしまうのです!
薪を焚くということは、どうしても煙が出ます。
この煙は、十分な酸素と高温があれば完全燃焼しますが、これを続けるとすぐに薪が灰になってしまいます。
そこで薪ストーブは炎を長持ちさせるため、まず高温に上げて薪を十分に加熱して「炭」にしてしまうのです。
この時出てくる薪からの「ガス(煙)」は、二次燃焼室で完全に燃やしてしまいます。
過熱で薪が「炭」になってくれれば、後は空気を絞って低温まで下げても煤が出ず、炎も長持ちします。
これが基本的な薪ストーブの使い方ですが、今どきのように中途半端な寒さの時は、薪ストーブの焚き初めはとにかく熱い!!熱すぎるのです!
だから最近はファンヒーターも使っているのですが‥。
久々にファンヒーターをつけると、「なにこれ?」
薪ストーブに慣れた体には、とにかく物足りない温度‥。
体の中からグワ~っとくる、あの薪ストーブ独特の力強い温かさは当然ありません。
「昔、ファンヒーターを初めて使ったときは、とても暖かいと感じたのに‥」。
思わずそんなことを思い出しました。
やっぱり、薪ストーブの温かさは最強のようですね。