前回までは、レッグストラップが長すぎた場合、どのような弊害が生じるかについてご説明しました。
それでは、レッグストラップが短すぎた場合はどうなるか考えてみましょう。
レッグストラップを短くした場合、ハーネス内での人間のずり下がりが少なくなるため、体が下に落ちなくなります。
すると、人間の重心位置が上(前)になってしまうことになります。
人間の体重は、そのほとんどがメインラインで吊るされているわけですが、この位置よりも重心位置が上(前)にあるほど、人間の体は当然、起きづらくなってしまうのです。
要約すると、レッグストラップの長さを短くするほど、ランディング時に体が起きなくなってしまうのです。
つまり、レッグストラップは、長過ぎればテイクオフとフレアーに支障が出る、短すぎれば体が起きなくなるのです。
このことを覚えておいてほしいのです。
そして、レッグストラップの長さには「ちょうどいい」ところが存在するのですが、それについては次回にご説明いたします。
前回に続きまして、女房のブログ「車中パグ」も見てやってください。
最近は寒くなり、すっかり薪ストーブ活用法になっています。