レッグストラップは、長過ぎれば体が下に落ちすぎて、テイクオフ、フレアーに問題が発生し、短すぎればランディング時に体が起きなくなってしまいます。
それでは、レッグストラップはどの長さが丁度良いのでしょうか?
それを知るには、必ずシミュレータが必要になります。シミュレータを使わずしてこの長さを知ることはできません。
まず、いつものようにハーネスを着てシミュレータにぶら下がってください。
そして、ランディングするときの体を起こした姿勢をとってください。
そうして、無理なく体が起こせる範囲で、出来るだけレッグストラップを縮めていくのです。
「これ以上縮めると体が起こしずらくなる」。それがあなたにとってベストなレッグストラップの長さになります。
人によって多少長さに違いは出ますが、目安として、レッグストラップと足の間に握りこぶしが一個入る程度とお考えください。
また、テイクオフの場所や条件によっても多少変えた方が良い場合もあります。
だらだら斜面でなかなかグライダーが浮かない!と、いう条件のときは、多少短めにしておいた方が、体重がグライダーに乗りやすいため、スムーズなテイクオフが出来ます。
また、海風等強風の安定した風の中でテイクオフする場合も、最初からアップライト持ち変え姿勢でテイクオフする方が、コントロールも効き安全なため、レッグストラップを短めに設定しておく方が良い時もあります。
大切なことは、時間があればシミュレータにぶら下がり、常にベストなレッグストラップの長さを知っておくことなのです。
レッグベルト短くしてみました。
すごく調子よくなりました!!
ありがとうございました。
ちょっとしたことなのですが、上手くいけば何よりです。
このシリーズはしばらく続ける予定ですので、また読みに来てやってください。