鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

縁結び祈願のたびへ

2020-01-12 | 鉄道の旅


令 和 元 年 神 無 月 十 七 日 ( 木 )

午 後 七 時 十 六 分

千 葉 県 柏 市

柏 駅 西 口 付 近



3年ぶりの大きな旅へ。

千葉県の柏を本拠としてからはや3年。
自身、不惑までもう幾ばくもありません。

そろそろ身を固めるべきなのではないのか―――そのように考えるようになってきました。

そこで今回は、



秋の乗り放題パスを手にして、西の方・出雲の国にてまじめに縁結び祈願をしてまいります。
もちろん、その道中にてお城に寄り道しまくる所存です。

また、今回はなるべく土地土地の食べ物をいただくということもテーマにしていきます。



旅立ちの前のメシ・・・

 

吉牛@柏、うまい!



この日の夜は少しでも西に近づいておくということで、よね先生のお宅を宿とさせていただきました。




神 無 月 十 八 日 ( 金 )

午 後 四 時 五 十 四 分

横 浜 市 南 区

京 急 井 土 ヶ 谷 駅 付 近


いよいよ出発・・・その前に、

 

牛めし@井土ヶ谷松屋、うまい!

・・・こうして食事をかんたんに済ましてしまうのです。
この話を旅立ちの前に同僚にすると、「それは勿体ない」などと非難されてしまう始末。
そういうこともあって、今回の旅は土地土地のものを食べていくという目標も立てることになったのです。

でも柏と横浜の牛丼はいいんです、旅立ち前だから。




旅立ちの地・京急井土ヶ谷駅



最初の電車・横浜駅方面の電車を待ちながら、縁結び祈願の旅は幕を開きます。





第77回鬼ヅモ同好会麻雀大会手顛末記~詐病か復調か

2020-01-12 | 鬼ヅモ同好会


令 和 元 年 ( 2 0 1 9 年 ) 1 2 月 2 8 日 ( 土 )

午 後 1 1 時 4 5 分 ご ろ

横 浜 市 某 所

鬼 ヅ モ 同 好 会 麻 雀 大 会 会 場



令和元年の年末も、横浜で麻雀です。

日付が変わって集結した、会長、たか先生、よね先生と私。



しばしダラダラと時を過ごし、闘牌が始まります。



会長より「裏切り者」呼ばわりされた私。
このとき私は介護保険料を徴収されていない唯一の会員だったのです。
しかし私や(多分)ほかの会員たちは思っていましたよ・・・

あんたが一番の裏切り者やないか!

それも11月22日いいふうふのひに籍を入れるとは!
会長という漢はそのような軟派な風俗に流されることなく、ましてや「いい夫婦の日」なんぞは鼻で笑っていたはずだ。

ですが我々はこうも考えました。
会長ほど合理的に行動する男は円満な夫婦関係を保つべく、潜在的な危険を排除するに違いない。
潜在的な危険・・・結婚記念日を失念してしまうという、配偶者ある者が犯してはならない失敗。
「いい夫婦の日」ならば、そのような危険は大きく減らすことができるだろう。
くだらない風習であったとしても利用できるものは利用する、それが会長という漢ではないのか―――。

あれやこれやと申しましたが、会長、ご入籍おめでとうございます。



今大会は会長入籍記念ということで、会長を接待することになりそうかなぁ・・・



よね「ロン! 七対子・ドラ4!」
ああ、飛ばされてしまった・・・。



よね「ツモ! 立直・一発・自摸・ドラ4!」


体調不良で休職中だったというよね先生が絶好調。
「体調不良って、嘘なんじゃねぇの?」




会長「ドラ加槓!」
新たに表示された槓ドラも一萬・・・なんとドラ8!



会長の中・ドラ8の倍満が、立直をかけて逃げ道のないよね先生を直撃します。
しかしこの試合、トップはよね先生で会長はラスに。
よね先生がオーラスで親満を2回あがって、逆転してしまうのです。

この試合の私の点数は25,000点、あれほど激しい打ち合いがあったにもかかわらず、増減なしの座っているだけという状況。


今大会はとかくよね先生が強すぎて、私は座っているだけということが多い状況。




会長の入籍祝いは吹っ飛んでしまい、よね先生の快気祝いの前祝いとなってしまったようです。




1 2 月 3 0 日 ( 月 )

大 会 終 了


30日の朝、会長は家庭のため、副会長は用事のために帰路に就きました。
麻雀卓の前で「あけましておめでとうございます!」と新年を慶んでいましたが、今後はそれもなくなりそうですね。

私も帰省することになっていましたが、気が乗らないのでもう1泊させてもらいました。
私は6、よね先生は11と、龍を追求するゲームに勤しんでいました。
その夜、当会御用達のお食事処へ出かけましたが・・・







当会御用達・三本柱、全滅!
洋食のロッシュさん、中華の太田楼さんは「よいお年を~」状態。
蕎麦処太田屋さんは・・・年越しそばの準備で大わらわなのでしょう。

三本柱が軒並み閉店なので、近場のちゃんぽん屋さんも検討しましたが、こちらも「よいお年を~」。


当会御用達のお食事処は「三本柱」ではなく「四天王」。
最後の「四天王」は、地下鉄に乗って伊勢佐木長者町へ。



最後の「四天王」・インド料理のスンガバさんは開店していました。



チーズナン、うまいうまい!!
スンガバさんはメニューを更新したようで、会員がオーダーするラリグラスセットがなくなっていました。
代わりにタンドリーセットが設けられたようなので、これをオーダーしました。
今まではシークケバブが付いていたのですが、タンドリーセットにはありません。
でもチーズナンがとにかく美味いから、よしとしましょう。



戻ってからはず~っと、龍を追求していました。




1 2 月 3 1 日 ( 大 晦 日 )

午 後 1 時 5 8 分

帰 省 へ


重たい腰を上げ、よね先生宅を後にします。
そして・・・



太田屋さんの天せいろ、うまい!
年中行事となっていた太田屋さんでの年越しそば、今回からはこのようにソロ活動となってしまいそうですね。

一抹の寂寥感をおぼえながらも、変わらぬ美味に安堵し、帰路に就いたのでした。



高速バス乗り場の長蛇の列。
補助席まで使い倒す、すし詰めのバス。
そして、実家近所の爺が持ってくる、私の口に合わない料理と安酒が、容赦なく私を責め立てたのでした。



第77回鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記 完

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特急ときわで急ぎ戻る

2020-01-12 | 鉄道の旅


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 3 月 3 1 日 ( 日 )

午 後 4 時 0 2 分

茨 城 県 ひ た ち な か 市

ひ た ち な か 海 浜 鉄 道 那 珂 湊 駅



那珂湊おさかな市場で海の幸に舌鼓を打ち、お土産を買い、



那珂湊駅に戻りました。



夕方となれば史跡名勝は軒並み閉園時刻を迎えますが、季節は春。
この日は水戸梅まつりの最終日。
偕楽園は午後7時まで開いているようでした。

私の頭の中では、偕楽園の梅林の画をこの旅の締めとするつもりだったのです。
そこに、女王様よりLINEが入ってきます。

第一王子、別居騒動勃発。

女王様の第一王子が、わが本拠にて暫時寝食を共にすることになりそうだというのです。
これは一大事、部屋の整理整頓のため、急遽戻る必要に迫られたのです。





那珂湊駅から、急ぎ柏へ。



今度の列車は、16時12分発 湊線 普通列車 勝田行き



那珂湊駅で切り離された車両が、2番線ホームにたたずんでいました。
この列車で勝田に戻るのではなく・・・

 

阿字ヶ浦駅からやってきた上り列車に乗り込みます。



列車は定刻どおりに発車。
那珂湊駅のお隣、高田の鉄橋駅にて。



那珂湊に来るときにはすっかり忘れていた「城攻め」
当駅での収穫はこちら、夤賓閣【ひたちなか市指定史跡】を攻略できました。
(「い」は夕に寅と書きます)

夤賓閣は徳川光圀が建てた別邸なのだそうです。
別邸=城??? という疑問があったためなのか、現在夤賓閣は攻略対象になっていないようです。
システム変更により、現在は大洗町にある祝町向洲台場が攻略できるようですね。
台場=城??? という意見もありそうですが、続日本100名城のひとつに品川台場なんてものがあるので・・・。



中丸川橋梁、通称「高田の鉄橋」を通過。



中根駅
田園にぽつりとたたずんでいる中で桜が咲いている、とてものどかな駅です。
ひたちなか海浜鉄道随一の秘境駅でもあるそうですが、駅名標のデザインにあるように、付近には虎塚古墳【国指定史跡】という前方後円墳があるそうです。



金上駅
隣駅が日工前駅から工機前駅に変わってしまったので、この駅名標はもう見ることはできません。


工機前駅、そして勝田駅へ。
わずか15分のひたちなか海浜鉄道の旅は、これにて終了。




午 後 4 時 3 0 分

J R 勝 田 駅


さて、勝田から柏へ帰る電車は・・・



発車標の写りが非常に悪いですが・・・
先発は、16時34分発 常磐線 普通電車 水戸行き
次発は、16時47分発 常磐線 特急電車「ときわ82号」 品川行きです。

緊急事態が発生しており、魚をお土産にしていることもあるので、次発の特急電車で帰ることとします。



急きょ、みどりの窓口へ。
まずは、勝田から柏までの特急券を購入します。
乗車券は、茨城県内についてはときわ路パスが使えますので、その先の区間の乗車券をあらたに購入することになります。

乗車券については普通電車で帰ったとしても必要になるので、実質的には1,000円の費用負担で特急に乗ることとなります。



帰路の手配をしたところで、勝田駅の外へ。



「名物からあげ」ですか・・・そういえば朝は食べられなかったので、ちょいと立ち寄ってみますか。



唐揚げそば@勝田、なかなかうまい!
唐揚げは我孫子と同様にもも肉を使っているようですね。
そこと比べると一歩後れはとるものの、それでもなかなかうまかったです。




駅に戻りました。
あらためまして、今度の電車は16時47分発 常磐線 特急電車「ときわ82号」 品川行きです。
停車駅は水戸、友部、石岡、土浦、柏、上野、東京、品川、土浦・柏間の各駅をすべてすっ飛ばす、ときわの中では最速達のタイプです。



ときわさんがやってきました。
指定席は1号車の7番D席、進行方向右側の窓際です。



ときわさん、柏に向けて発車。



むこうに見える建物は、日立製作所 G1 TOWERというエレベータ研究塔です。
茨城県で最も高い建造物であると同時に、世界一高いエレベータ研究塔なのだそうです。

ちなみに茨城県で2番目に高い建造物は、牛久大仏
世界一高いブロンズ製人型建造物なんだとか。
3位は茨城県庁、ようやくビルが登場します。



那珂川を渡って、水戸駅に停車。


 

水戸駅を出ると、右側には偕楽園【国指定名勝】。
梅の花をじっくりと見たかったなぁ。




石岡駅到着前。
これまでまったく見えなかった筑波山が、最後に少しだけ姿を現してくれました。




利根川に沈みゆく日輪。
旅の終焉が近づいています。




午 後 5 時 4 9 分

千 葉 県 柏 市

J R 柏 駅




ときわ82号は、16時46分に柏駅に到着。



私は急ぎ本拠に戻り、女王様共々騒動への対応に追われたのでした。



【今回の乗車記録】

ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅 1番線 16時12分発
湊線 普通 勝田行き 1両ワンマン
勝田駅 1番線 16時27分着

JR東日本 勝田駅 2番線 16時47分発
常磐線 特急 ときわ82号 品川行き 10両
[JJ07]柏駅 3番線 17時46分着

*所要時間 1時間34分 (移動時間 1時間14分 乗換時間 20分)
*移動距離 102.4km
*料金 1,220円
 ・運賃 取手→柏 220円
     那珂湊→勝田→取手 ときわ路パス使用(使用しない場合、海浜鉄道 350円、JR線IC運賃 1,490円)
 ・特急料金 勝田→柏 1,000円



【今回の「城攻め」成果】

湊線
16時12分 那珂湊駅  発車
16時15分 高田の鉄橋駅(那珂湊から1駅) 夤賓閣(ひたちなか市)を攻略。
16時27分 勝田駅  到着

※システム変更のため、夤賓閣祝町向洲台場(東茨城郡大洗町)に差し替えられています。



日本100名城登城の旅・第21弾~「ちばらぎリベンジ」 完

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那珂湊おさかな市場~28年ぶりのサザエ

2020-01-12 | グルメ


平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 3 月 3 1 日 ( 日 )

午 後 2 時 5 6 分

茨 城 県 ひ た ち な か 市

ひ た ち な か 海 浜 鉄 道 那 珂 湊 駅





那珂湊駅を出て、おさかなを食べに行くぞぉ~!



個性的な看板によれば、駅からは約800メートルほど。
看板どおりに歩いていくと、



魚屋と海鮮食堂が建ち並ぶ那珂湊おさかな市場に到着しました。



おさかな市場は、家族連れでいっぱい。
その多くが海産物をまとめ買いしています。

(むむっ、ここは漢一匹がやってくるようなところじゃなかったか?!)

函館山小樽運河のようなムードのあるようなところでは決してありませんが、そういったところ以上に漢単独で来ることが場違いのように感じてしまったのです。

(そんなことはどうでもよい、ここに来た目的は海の幸で舌鼓を打つことだ)

そう思いつつも事前に店を調べてこなかった私。
「小さな旅」(NHK)、「黄金伝説」(テレ朝)で放映されたという貼り紙が掲げられていたお店を見て、とりあえず中に入りました。


中に入った「魚一」というお店。
お食事時から大きく外れた午後3時、店内はガラガラで食事をしようというのは私だけでした。

ここまで食事らしい食事をしてこなかった私。
まずは定食ものとしてマグロ刺身定食(1,500円)をオーダー。
さらに生ガキ(500円)もいただきます。



生ガキ、うまい!
そういえば女王様は生ガキが大好物だったな・・・LINEで飯テロをお見舞いしてやろう♪



マグロ刺身定食! うまい!
マグロは云うに及ばず、何の海藻かわからないですがお味噌汁もいいですねぇ。

香の物を除いて完食。
私の胃袋にはまだじゃっかんの余裕がありました。
そこで、サザエの壺焼き(800円)もオーダーします。


当時小学生だった私は、父とのドライブで房総半島へ。
この日は車酔いにヤラれ、また遊覧船の船酔いにもヤラれていて、体調があまりよろしくありませんでした。
そんな中で昼食に食べたのが、サザエの壺焼き
漫画「ドラえもん」にて、のび太くんがサザエの壺焼きを美味しそうに食べるシーン・・・・・・当時の私には妙に印象に残っていて、
(サザエというのはとっても美味しいものなんだろう)
そう思って、はじめてのサザエを口にしたのでした。
(なんだ?! この焦げたような苦いものは?!)
私はそれ以来、サザエを口にすることはありませんでした。



あれから28年。



サザエの壺焼き!・・・うまい???
わが生涯2度目のサザエ。
小学校からはだいぶ長じ、焦げたような苦味の奥に潜んでいる旨みも感じられるようになりました。



壺焼きのおつゆを味わいつつ、着実に身をいただいていきます。しかし・・・



この緑色の部分って、食っていいのか・・・?
えらくにっが~いけど・・・。

お店の方に「これ食えるの?」なんて尋ねるのは失礼だし、恥ずかしいので、ここは女王様のお力を借ります。

『この緑色のところって、食えるの?』(&画像送信)
「肝だから食べれます・・・」
『苦いヨォ』
「それが美味しいの」
『俺には無理だ』
「なら食うな・・・」
『残します』

LINEでやりとりしながらも、私はサザエの肝を残すことにしたのです。
むむむ、さすがはサザエ・・・一筋縄ではいかないようですな。





サザエの壺焼きへのリベンジが果たせないまま、店を出ました。
まぁ、マグロがうまかったからいいでしょう。



電車でのひとり旅なので、買えるものも限られてしまいます。
持ち運びもでき、冷凍庫に入れなくともよい干物。

 

500円という値段に惹かれて、買ってしまったカレイ。
これらをお土産として、那珂湊おさかな市場を後にします。





那珂湊駅へ。
メディアの撮影はまだ続いていました。