鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

金沢城・第2章~白銀の櫓

2012-10-28 | 城郭【日本100名城】
2 0 1 1 年 1 2 月 2 4 日 ( 土 )

午 前 1 1 時 2 6 分

金 沢 城 橋 爪 門



金沢城橋爪門

橋爪門をくぐった先が、金沢城の二の丸となります。

しかし橋爪門のところでは発掘調査が行われていたようで、この日は通れませんでした。
別の通り道から二の丸へと進みました。

金沢城菱櫓などfrom二の丸

二の丸には御殿があり、加賀藩の政庁となっていました。
橋爪門は、その御殿への正門の役割を担っていたのです。


青く澄んでいた金沢の空は、いつの間にか鉛色になっていました。
そして、冷たい雪が舞い降りてきたのです。


二の丸と三の丸を隔てる菱櫓・五十間長屋・橋爪門櫓の中へ。

工法は往時のものを用いており、材木なども石川県産のもののみを用いているそうです。
また中にエレベータが設置されてたりと、いたるところに現代的な工法も見られますなぁ。

金沢城菱櫓の構造

そして「菱櫓」という名の由来が上の画像。
ちょっとわかりにくいのですが、構造が正方形ではなく、80度と100度の菱形になっています。
こうすることによって、櫓の視野が広くなるのだといいます。


金沢城本丸from菱櫓

菱櫓から望む本丸
次はその本丸に行ってみました。

菱櫓などfrom本丸

本丸から見た菱櫓(左)・五十間長屋(中)・橋爪門櫓(右)。

金沢城三十間長屋

そして本丸には、現存する三十間長屋【国指定重要文化財】がひっそりと、ホントにひっそりと建っていました。
菱櫓だの橋詰門だのよりも、こちらのほうが歴史的価値がずっと高いのですが、ホントに見向きもされていませんでした。
三十間長屋の付近には工事中のオレンジのバリケードが無造作に立てられている始末です・・・。

本丸にはもうひとつ、鶴丸倉庫【国指定重要文化財】という価値の高い建造物があったのですが、私はスルーしてました(^_^;)





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