橋爪門をくぐった先が、金沢城の二の丸となります。
しかし橋爪門のところでは発掘調査が行われていたようで、この日は通れませんでした。
別の通り道から二の丸へと進みました。
二の丸には御殿があり、加賀藩の政庁となっていました。
橋爪門は、その御殿への正門の役割を担っていたのです。
青く澄んでいた金沢の空は、いつの間にか鉛色になっていました。
そして、冷たい雪が舞い降りてきたのです。
二の丸と三の丸を隔てる菱櫓・五十間長屋・橋爪門櫓の中へ。
工法は往時のものを用いており、材木なども石川県産のもののみを用いているそうです。
また中にエレベータが設置されてたりと、いたるところに現代的な工法も見られますなぁ。
そして「菱櫓」という名の由来が上の画像。
ちょっとわかりにくいのですが、構造が正方形ではなく、80度と100度の菱形になっています。
こうすることによって、櫓の視野が広くなるのだといいます。
菱櫓から望む本丸。
次はその本丸に行ってみました。
本丸から見た菱櫓(左)・五十間長屋(中)・橋爪門櫓(右)。
そして本丸には、現存する三十間長屋【国指定重要文化財】がひっそりと、ホントにひっそりと建っていました。
菱櫓だの橋詰門だのよりも、こちらのほうが歴史的価値がずっと高いのですが、ホントに見向きもされていませんでした。
三十間長屋の付近には工事中のオレンジのバリケードが無造作に立てられている始末です・・・。
本丸にはもうひとつ、鶴丸倉庫【国指定重要文化財】という価値の高い建造物があったのですが、私はスルーしてました(^_^;)
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