日本バプテスト大阪教会へようこそ!

教会設立73年 都会と下町とが交差する大阪のどまん中にある天王寺のキリスト教会 ぜひお立ち寄りください!

主イエスとの出会い

2009-04-19 07:16:59 | メッセージ
ヨハネ1章43節~51節より

本日の箇所は、フィリポとナタナエルの召命について記されている箇所でありますが、その前のところを読みますと、ペトロとアンデレの2名の兄弟がイエスさまの弟子とされています。まず、洗礼者ヨハネの弟子であったペトロとアンデレの2人が「あの方こそ神の小羊」と言うヨハネの言葉を聞いて、イエスに従っていきます。2人が「イエスに従った」(37)のは、彼らの信仰的な決断にもよりますが、そこにまず師である洗礼者ヨハネによる導きがあったからこそ、主イエスにお会いし、従うことになったと言えましょう。
 また、この2人の弟子の一人であったアンデレは、まず自分の兄弟ペトロにイエスさまのことを語り伝え、彼をイエスさまのところへ連れていきます。そして43節以降には、フィリポとナタナエルが主イエスさまと出会う出来事が記されています。フィリポは、直接イエスさまの方から出会われて弟子とされたようです。このフィリポの出身地ベッサイダの町はアンデレやペトロの出身地でもありました。彼はこの2人から以前からイエスさまについての話を聞く機会があったのかも知れません。その結果45節、「わたしたちは、モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った」というイエスさまに対する確信が与えられたのでしょう。そしてフィリポは、その主イエスと出会ったその熱い思いを携え、今度は友人のナタナエルに、イエスさまのことを語り伝えていくのです。
 こうして洗礼者ヨハネから2人の弟子へ、彼らからフィリポへ、さらにナタナエルへといのちの水が流れるように、主イエスとの出会いが起こされていきました。
主イエスはその一人ひとりを召し出し、弟子として遣わされるのです。
このところを読みますと、主は一人ひとりの魂を見出され、一人ひとりと出会い、向き合われ、導きをなしてくださることを知らされます。
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