飲酒運転防止のためにビールを我慢しなくてよいと開発されたノンアルコールビールが、発売後にビールを我慢している他の方々、例えば肝臓病の方や妊婦の方にも支持されていることが解るなど、最初は思いもつかなかった用途に拡がっていたことがオヤジの記憶には新しいところです。
コンセプトの明確な商品ほど、生活者が思いがけない用途で使用していることに開発者の方が驚かされる、それほどホンモノの価値は拡がりの可能性があるということでしょう。
まだまだ制約要件も多いEVでも、ガソリン不要、低騒音、エコというキーワードが思いがけない使われ方に拡がっていく可能性が楽しみです。
確かに教習者にはピッタリ。
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<日産「リーフ」が教習車に、ガソリン不要でコスト削減 EVの用途広がる>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年9月9日
日産自動車は、電気自動車(EV)「リーフ」の自動車学校向け教習車を発売した。EVの教習車は世界初とみられ、第1号車を城西自動車学校(愛媛県松山市)に今月下旬に納入。神奈川県の2つの自動車学校への納入も決まっている。EVはタクシーやレンタカーなどで相次いで採用されており、今後は一般のガソリン車同様に用途拡大も進むとみられる。
リーフ教習車は、通常のリーフをベースに、教官用のブレーキやサイドミラーなどを追加している。このため、日産の子会社であるオーテックで、専用の架装を施す。価格はリーフの標準価格よりも約73万円高く、約450万円に設定。補助金を活用すると、300万円程度で購入できる。
自動車学校では、路上教習に活用する計画。教習車は1日当たり100キロ程度しか走行しないため、夜間の充電で毎日活用できる。ガソリンが不要なことからランニングコストの削減なども可能なうえ、エンジン音がないことから、近隣への騒音配慮にもなるという。EV導入で、ほかの自動車学校との差別化にもつながる。
量産型EVは、昨年12月発売のリーフや、2009年発売の三菱自動車の「i-MiEV(アイ・ミーブ)」など、日本メーカーが先行している。
国内では、神奈川県や大阪府などの自治体がEV普及促進に積極的で、タクシーなどに採用されている。また、沖縄などでは観光用のレンタカーとして大量のEVが導入されるなどの活用事例もある。さらにアイ・ミーブは英国や香港でパトカーにも採用されるなど、今後、EVの活用領域が一気に広がりそうだ。
コンセプトの明確な商品ほど、生活者が思いがけない用途で使用していることに開発者の方が驚かされる、それほどホンモノの価値は拡がりの可能性があるということでしょう。
まだまだ制約要件も多いEVでも、ガソリン不要、低騒音、エコというキーワードが思いがけない使われ方に拡がっていく可能性が楽しみです。
確かに教習者にはピッタリ。
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<日産「リーフ」が教習車に、ガソリン不要でコスト削減 EVの用途広がる>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年9月9日
日産自動車は、電気自動車(EV)「リーフ」の自動車学校向け教習車を発売した。EVの教習車は世界初とみられ、第1号車を城西自動車学校(愛媛県松山市)に今月下旬に納入。神奈川県の2つの自動車学校への納入も決まっている。EVはタクシーやレンタカーなどで相次いで採用されており、今後は一般のガソリン車同様に用途拡大も進むとみられる。
リーフ教習車は、通常のリーフをベースに、教官用のブレーキやサイドミラーなどを追加している。このため、日産の子会社であるオーテックで、専用の架装を施す。価格はリーフの標準価格よりも約73万円高く、約450万円に設定。補助金を活用すると、300万円程度で購入できる。
自動車学校では、路上教習に活用する計画。教習車は1日当たり100キロ程度しか走行しないため、夜間の充電で毎日活用できる。ガソリンが不要なことからランニングコストの削減なども可能なうえ、エンジン音がないことから、近隣への騒音配慮にもなるという。EV導入で、ほかの自動車学校との差別化にもつながる。
量産型EVは、昨年12月発売のリーフや、2009年発売の三菱自動車の「i-MiEV(アイ・ミーブ)」など、日本メーカーが先行している。
国内では、神奈川県や大阪府などの自治体がEV普及促進に積極的で、タクシーなどに採用されている。また、沖縄などでは観光用のレンタカーとして大量のEVが導入されるなどの活用事例もある。さらにアイ・ミーブは英国や香港でパトカーにも採用されるなど、今後、EVの活用領域が一気に広がりそうだ。