ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

続・空白の時間

2012年05月02日 | 時事
ホテルでの仮眠8時間半の間、寝たり起きたりだったとのこと。
疲れていたのに、つっぷしてまで眠いのに、何故寝られなかったのか?

ホテルをチェックアウトして出発までの6時間弱。
普通は食事をしただけで、6時間は潰れません。
では、食事以外どんなことをして時間を潰していたのか?

まさに解明はこれからですが、管理の問題や許認可の問題もさることながら、この事故に関してはここが一番大事です。
昨日も触れてくどいようですが、何故居眠りをするに至ったのかの真の原因を明らかにしない限り、制度をいじっても事故の再発防止には繋がりません。

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<関越道事故 河野容疑者「ホテルで寝たり起きたり」 空白の8時間半、何が…>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2012年5月2日

 「居眠りをした。疲れていた」。河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)はこう供述しているという。あやふやなアナウンスをしたり、頻繁に急ブレーキをかけたという河野容疑者の「疲れ」の原因は何か。事故前日に仮眠を取ったホテル滞在中の「8時間半」が事故原因の解明の鍵を握りそうだ。なぜ運行指示書にはなかったルートを利用したのかも、謎として残されている。

 事故前から居眠り運転の兆候はあった。「急ブレーキをかけたりしていた。心配だった」。運転席に近い最前列左側の座席で一命を取りとめた乗客の女性(23)はこう話す。

 女子大生(21)は「左右に揺れていて事故が起きるのではないかと思った」と振り返る。「3回休憩した。1回15分くらいだった」(容疑者の供述)。その際、ハンドルに突っ伏して寝る容疑者の姿が乗客に目撃されている。

 河野容疑者は事故2日前の4月27日から乗務。それまで3日間程度は休暇だったとされる。27日夜に客を乗せ東京ディズニーリゾートを出発、28日朝にJR金沢駅に到着した。乗客を降ろし、午前8時ごろに石川県白山市のホテルにチェックインした。

 午後4時半にチェックアウトするまでの「空白の8時間半」について、河野容疑者は「寝たり起きたりしていた」と供述。睡眠が十分取れたかは不明だ。チェックアウト後から出発までについては「食事をしたりして時間をつぶした」と供述しているという。
河野容疑者が33人を乗せ金沢駅を出発したのは午後10時10分。11時20分にJR高岡駅で12人を乗せたバスは北陸道へ入った。

 「車内アナウンスがあやふやだった」と乗客は証言する。捜査幹部によると、河野容疑者は難しい日本語は分からないという。

 河野容疑者側に示された運行指示書には、北陸自動車道から上信越自動車道を経由して東京ディズニーリゾートに向かう計510キロの一般的なルートが示されていた。だが、実際には、35キロ遠回りの北陸道から長岡ジャンクション(新潟県)経由で関越道に入る計545キロのルートを走行していた。当時、渋滞などは発生していない。河野容疑者は繰り返しカーナビの画面を確認していた。なぜ遠回りになるルートを選んだのか。「金沢駅から高岡駅。高岡駅から高速道路に乗った。(乗った)インターチェンジの名前は忘れた」との供述にとどまっており、解明はこれからだ。
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