驚天動地の事件

事実は小説よりも奇なりと申しますが、驚天動地の結末へなどと言う本の帯の刺激的な文章に釣られて買ったミステリーでは足許にも及ばない驚天動地の事件です。
いやいや実際には明るみになっていない犯罪はもっとあって、これとて氷山の一角なのかもしれません。

ここでは論理明快な推理ではなく、地道な捜査、捜索が決め手です。
そこが小説とは違うところです。
早く全貌が明らかにされ、殺された方々がしっかりとお弔いされることを祈念します。

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＜消えた男女、結ぶ線　兵庫・尼崎　連続殺人事件に発展か＞
朝日新聞　http://www.asahi.com/　2012年10月15日

　昨年１１月に兵庫県尼崎市でコンクリート詰めの遺体が見つかった事件が新たな局面を迎えた。約１キロ離れた民家から新たに２人の遺体が見つかった。コンクリート詰め事件で起訴された女の周辺では行方不明者が相次ぎ、今回見つかった遺体も含めて「６人が殺された」との情報があり、連続殺人事件に発展する可能性が出てきた。

　今回の遺体発見の発端は、尼崎市内の貸倉庫でドラム缶にコンクリート詰めにされた大江和子さん（当時６６）の遺体が昨年１１月にみつかった事件。大江さんと同居していた家族ら３人と近所の角田（すみだ）美代子被告（６４）が死体遺棄容疑などで逮捕、起訴された。

　その後の捜査で角田被告の周辺で２０～８０代の数人の男女が行方不明になっていることがわかった。それぞれの家族は今年５～６月、県警に行方不明者届を提出。そのなかに、今回の民家の住人女性（８７）がいた。住人女性は２００３年から行方不明になっていた。