厳格なドイツ人？

数千万円とか億単位の高価な楽器だったから税関に目を付けられたのだとばかり思っていたら、税関申告の下限値が約４万４０００円以上だとしたら、オヤジの楽器でも税関申告をしないと押収される可能性が十分にあるってことです。

そこまで厳格にしなければいけない理由は何なんでしょうかね。

いずれにしても楽器に限らず、ブランドモノのバッグやちょっとした一眼レフカメラ、パソコンなんかでもすぐこの金額なんて越えてしまいます。
その都度申告しなければならないとしたら、結構面倒です。

融通の効かない厳格さ、それはそれでドイツ人のイメージにはピッタリ合いますけれど・・・

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＜独税関での楽器押収、文化庁が申告の注意喚起＞
読売新聞　http://www.yomiuri.co.jp/　2012年10月31日

　ドイツの税関で日本人バイオリニストらが相次いで名器を一時押収されたことを受け、文化庁は３１日、演奏家が楽器を外国に持参する際、規則に従って税関申告するよう、音楽関係団体に注意喚起したと発表した。

　ＥＵ加盟国に４３０ユーロ（約４万４０００円）以上の物品を持ち込む時は、税関申告が必要。外務省によると「特にドイツの国際空港では検査が厳格になる傾向がある」という。

　文化庁はまた、楽器持ち込みが販売目的でないことを証明し、通関手続きを簡便にする証明書「ＡＴＡカルネ」の利用を促している。