ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

1票の格差

2012年10月29日 | 時事
どうしても国民に信を問わなければいけない時に、国民の信の重さに地域格差があっても致命的な問題ではない。
と、野田首相はおっしゃっていると受け止めました。

「国民の信」とは何ぞや。
今の政治屋には現行制度で選挙に勝つことでしかありません。
したがって勝つための手段の一つとして1票の格差も利用しようということです。
これで国民の意向が正しく反映されるとは到底思えません。

きっと相当多くの方々がそうだとは思っているのではないでしょうか。
立法府の怠慢と言われながら、その決定が結局は立法府自身に委ねられているんですから、そう簡単には是正されないでしょう。
だから大阪市長からも端的に指摘されるんです。(苦笑)

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<区割り確定前でも解散可能 首相が「一票の格差」で言及>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2012年10月27日

 野田佳彦首相は27日、衆院の「一票の格差」是正に関し、29日召集の臨時国会で格差是正のための関連法案が成立した場合、新たな区割りが画定する前でも衆院を解散する可能性に言及した。首相は「法改正と区割り作業を行い、周知作業もいるのが一般論」とした上で、「どうしても国民に信を問わなければいけない状況が生まれるなら、首相の専権事項として判断しなければいけない」と述べた。視察先の岩手県山田町で記者団の質問に答えた。

 首相はこれまでも「一票の格差の問題は解散権と結びつかない」として、衆院での格差是正前でも首相の解散権は制約されないと表明していた。ただ、この時期に改めて是正前の状態で年内解散も可能との見解を明確にしたことは、早期解散を要求している自民、公明両党に臨時国会での法案審議に協力を求める狙いがある。また、格差是正と解散時期をめぐり政府・民主党内に意見対立があることを踏まえ、解散権が首相の専権事項であることを強調する意味合いもあったとみられる。

 民主党の輿石東幹事長は格差を是正しないまま衆院選を行うと無効判決を受けるとの論理で早期解散は困難と主張していたが、27日には金沢市で「首相の判断に委ねればいい」と述べた。

 8月の自民、公明両党との党首会談で約束した「近いうち」解散について「誠実に守る考えか」と記者団から問われ、首相は「私は誠実です」と答えた。
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