あと3年で北海道にも新幹線が通るんですね。
札幌勤務の時に青函トンネルを通った折、その前後の線路と比べて列車が揺れないことにさすが新幹線仕様と驚きました。
あの頃からもチョコチョコと新幹線の路盤や高架が作られていました。
今回の驚きは記事に書かれている貨物列車の便数。旅客列車よりも遥かに多いじゃないですか。
オヤジの予想以上に青函連絡線は貨物路線、まさに本州と北海道を結ぶ大動脈だということを改めて認識しました。
そりゃ沿線からすれば、折角の新幹線なんだから在来線と同じ速度ではなく速い方がいいに決まってます。
一方でJR貨物からすれば、大動脈ドル箱路線というか、線路を使うユーザーで先輩格ですから簡単に譲れないのでしょう。
ただ貨物が思うように運べなければ沿線の人たちだって困るはず。
ここは知恵の出し所です。
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<北海道新幹線、青函トンネルを200キロ超で走行へ まず平成30年度1日1往復から>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2012年12月11日
国土交通省は11日、平成30年度から、青函トンネルでの北海道新幹線を、1日1往復だけ地上同等の時速200キロ超で、走行させることを決めた。青函トンネル内では新幹線も在来線の最高時速である140キロの制限がかけられるが、時間限定で制限を外す。さらに、貨物列車とすれ違うときに減速するシステムの導入などで、200キロ超走行の本数拡大を図る方針だ。
最高速の260キロまで出せると、青函トンネル区間で20分弱短縮でき、東京~新函館間が3時間45分と、4時間を切れるという。
北海道新幹線は平成28年3月に、新青森-新函館間が開業する。青函トンネルは、在来線と共用するが、貨物列車とすれ違う際に、コンテナが風圧で破損する恐れがあり、トンネル内では140キロの速度制限がかけられる。
だが、運営するJR北海道は、最高速走行で、大幅な時間短縮を図りたく、国交省が調整してきた。
この中で開業2年後をめどに、貨物などは通さない新幹線専用時間帯を、1日に2時間もうけ、1往復の新幹線を200キロ超走行させる。当初は3時間必要とされ、1日51便を運行するJR貨物からの反発があったが、2時間に短縮し、関係者の合意を得た。
さらに、国交省では200キロ超で走行している新幹線が、貨物車とすれ違う直前に、140キロまでスピードを緩めるシステムなどの開発によって、200キロ超走行を可能にできるとみている。
政府は高速鉄道のインフラ輸出強化に乗り出しているが、アジア諸国では、貨物と新幹線を共用する方式のニーズが高い。国内でも両方を活用するのは、青函トンネルが初めてで、このノウハウを新幹線輸出につなげる狙いもある。
札幌勤務の時に青函トンネルを通った折、その前後の線路と比べて列車が揺れないことにさすが新幹線仕様と驚きました。
あの頃からもチョコチョコと新幹線の路盤や高架が作られていました。
今回の驚きは記事に書かれている貨物列車の便数。旅客列車よりも遥かに多いじゃないですか。
オヤジの予想以上に青函連絡線は貨物路線、まさに本州と北海道を結ぶ大動脈だということを改めて認識しました。
そりゃ沿線からすれば、折角の新幹線なんだから在来線と同じ速度ではなく速い方がいいに決まってます。
一方でJR貨物からすれば、大動脈ドル箱路線というか、線路を使うユーザーで先輩格ですから簡単に譲れないのでしょう。
ただ貨物が思うように運べなければ沿線の人たちだって困るはず。
ここは知恵の出し所です。
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<北海道新幹線、青函トンネルを200キロ超で走行へ まず平成30年度1日1往復から>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2012年12月11日
国土交通省は11日、平成30年度から、青函トンネルでの北海道新幹線を、1日1往復だけ地上同等の時速200キロ超で、走行させることを決めた。青函トンネル内では新幹線も在来線の最高時速である140キロの制限がかけられるが、時間限定で制限を外す。さらに、貨物列車とすれ違うときに減速するシステムの導入などで、200キロ超走行の本数拡大を図る方針だ。
最高速の260キロまで出せると、青函トンネル区間で20分弱短縮でき、東京~新函館間が3時間45分と、4時間を切れるという。
北海道新幹線は平成28年3月に、新青森-新函館間が開業する。青函トンネルは、在来線と共用するが、貨物列車とすれ違う際に、コンテナが風圧で破損する恐れがあり、トンネル内では140キロの速度制限がかけられる。
だが、運営するJR北海道は、最高速走行で、大幅な時間短縮を図りたく、国交省が調整してきた。
この中で開業2年後をめどに、貨物などは通さない新幹線専用時間帯を、1日に2時間もうけ、1往復の新幹線を200キロ超走行させる。当初は3時間必要とされ、1日51便を運行するJR貨物からの反発があったが、2時間に短縮し、関係者の合意を得た。
さらに、国交省では200キロ超で走行している新幹線が、貨物車とすれ違う直前に、140キロまでスピードを緩めるシステムなどの開発によって、200キロ超走行を可能にできるとみている。
政府は高速鉄道のインフラ輸出強化に乗り出しているが、アジア諸国では、貨物と新幹線を共用する方式のニーズが高い。国内でも両方を活用するのは、青函トンネルが初めてで、このノウハウを新幹線輸出につなげる狙いもある。