ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

まさかの崩落

2012年12月02日 | 時事
トンネルを通っていてもし今トンネルが崩れたらなんてふと思うことはありましたが、まさかホントに崩れるとは・・・。

トンネルは崩れるかもしれないという前提に立つとどこにも行けなくなってしまいます。
今回はトンネルそのものではなく、中に吊るされた天井板が落ちたということですが。。。

老朽化したトンネルは至る所にあります。笹子はまだ新しい方じゃないでしょうか。
さて、これからどのように予防策をうっていくのでしょうか。

まさかという瞬間で命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。合掌。

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<笹子トンネル崩落、車3台下敷き・3遺体を発見>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2012年12月2日

 2日午前8時5分頃、山梨県大月市と甲州市にまたがる中央自動車道上り線の笹子トンネル(全長約4・7キロ・メートル)内で、コンクリート製の天井板が崩落した。

 県警や東山梨消防本部(甲州市)などによると、少なくとも車3台が下敷きになり、うちワゴン車から3人の遺体が見つかった。また、下敷きになったトラックの男性運転手が呼びかけに応じないという。事故による負傷者は2人。ほかにも取り残されている人がいないか、県警などが確認を急いでいる。

 崩落は笹子トンネル上り線の東京側出口まで約1・7キロ・メートルの地点で発生。中日本高速道路(NEXCO中日本)によると、トンネル内は、路面から高さ4・7メートルのところでコンクリート製の天井板によって車両通行部分と換気のためのダクト部分とに隔てられている。天井板は1枚が厚さ8~9センチ、重さ約1・1トンで、金属製のつり棒で岩盤部分からつり下げられている。

 同社や県警によると、この天井板が長さ約110メートルにわたって崩れ、トンネル内を走行していた車両の上に落下した。天井板の直撃を受けた車両のうち、軽自動車1台は炎上した。

 下敷きになったワゴン車は多摩ナンバーのレンタカーで、6人が乗っていたとみられている。2人の負傷者のうち、顔の打撲や足のやけどを負って同県山梨市の病院に運ばれた女性(28)は「5人と一緒にレンタカーに乗っていた」と話している。

 トラックの男性運転手は午後0時20分頃、勤務先を通じて救助要請した。2日夕、消防救助隊がエンジンがかかったままのトラックを発見し、車内に人の姿を確認したが、呼びかけに応じていない。

 また、女性(38)が胸を打つけがを負って大月市の病院に運ばれた。

 事故で崩落現場より手前では後続の車両が多数動けなくなり、乗っていた人たちはトンネル内に車を残し、歩いてトンネル外に脱出した。

 この事故で中央道は上りが一宮御坂インターチェンジ(IC)―大月ジャンクション(JCT)間、下りも大月JCT―勝沼IC間が通行止めになり、復旧の見通しは立っていない。

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 中日本高速道路によると、天井板が金具でつり下げられている笹子トンネルと同様の構造のトンネルは全国に約10か所ある。このうち同社は、中央道・恵那山トンネル(下り線、8・5キロ)など管内の4か所のトンネルについて、早急に緊急点検を行う。
コメント (1)
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