ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

親離れ、子離れ

2016年02月01日 | 戯言
いまどきの親子関係と言ったって、オヤジには結局は親も子離れできず子供も自立していないだけに映ります。

大学全入時代になって、ホントに大学が小中学校化しているように思えてなりません。

保護者会があり、保護者向けの情報誌が定期的に送られてきたり、それを親も当たり前だと思い、そういったサービスを要求する。。。
これで子供の自立性が養われるとは到底思えません。

2月19日に福岡公演をする我がワグネルの後輩の現役学生2名が演奏会のPRのために来福していたのでちょっとお手伝いしましたが、彼らはしっかり自分たちで考え、判断して動いていたのでちょっと安心。
これって必ず就職活動の時に差が出ると思います。

学生と面接すると残念ながらその差は面接する側からは比較的容易に判ります。
でも、面接されている学生側は自分を売り込むことに必死なのでなかなか見えないのです。
いやいや必死ならまだ必死さが伝わりますが、何とか取り繕って下手な芝居で乗り切ろうとする輩もいるから始末が悪い。
それもバレてますから。

結果として何社受けても就職内定を貰えず、結局社会が悪いだの政治が悪いだの他責にして自らの問題としては捉えらず、負のスパイラルに。
そんな時に親が叱咤するのではなく同情しているとしたら、もう手の施しようがありません。
😒
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<大学入試も“お受験”時代? 親の付き添い増加>
ヤフーニュース 神戸新聞NEXT配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年2月1日

 大学入試シーズンまっただ中。近年、試験会場でよく見かけるのが「保護者控室」。受験生の保護者らが待機できるよう、大学側がキャンパスの食堂などを開放。一部では、両親に付き添われて会場入りする受験生が増えているという。過保護か、それとも親の務めか-。専門家は「親子関係の変化」を指摘する。(上田勇紀)

 大学入試センター試験が1月16、17日にあり、国公立大では25日から2次試験の願書受け付けが始まった。2月1日からは関西学院大(兵庫県西宮市)などで一般入試が始まる。

 甲南大(神戸市東灘区)は2月初旬の一般入試当日、岡本キャンパスに新しくできた交流スペースを保護者向けに開放する。約100人が入れる。

 近年、母親だけでなく、父親も伴って来る受験生が増えているという。従来は食堂を開放していたが、2016年度入試から、場所を移して対応する。

 「試験当日だけでなく、オープンキャンパスにも親と一緒に来る受験生が増えている」と同大の広報担当者。入学式や卒業式は保護者が増えて会場に入りきれず、近年はモニターで見守る別室を用意している。

 流通科学大(同市西区)も入試当日、保護者向けにキャンパス内のレストランを開放。武庫川女子大(西宮市)なども例年、食堂を開放する。大学入試センター試験でも、保護者向けのスペースを用意した大学があった。

 兵庫県内のある大学関係者によると、試験当日、受験生から連絡を受けた保護者から「うちの子の教室が寒い」などとクレームが寄せられたケースも。少子化で受験生獲得が激しくなっている背景もあり、大学側も丁寧に対応しているという。

 過保護との声も聞こえてきそうだが、「友だち親子の進化形では」と甲南大の阿部真大(まさひろ)准教授(社会学)はみる。「心配で心配で-というより、親もイベントとして応援する。子どもの側も頼んで付き添ってもらうわけではなく、そんな親を冷静に受け入れる。いまどきの親子関係かも」と分析する。
コメント
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