ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

本番後の独り言

2016年02月14日 | 音楽


本番はプレッシャーがかかったり、緊張で上がったり、なかなか練習の時のようにいきません。
練習で「10」のチカラを発揮出来ているとすれば、本番は往々にして「7」とか「8」程度の発揮で終わるもの。
だからこそ、練習での「10」をどれだけ高められるかで本番の出来も高めることができるのだと、一生懸命練習に励むのだと思います。

ところがかれこれ40年近くになるオヤジのアマチュアオーケストラ経験では逆になることがあります。
練習ではなかなか「10」にならないものが、本番で結果的に一気に「10」超のチカラを発揮してしまう。
所謂「火事場の馬鹿力」というやつです。

午前のステージリハーサルの時とも舞台上の空気は違いました。
昨年の本番ともまた違う空気の張り方でした。
勿論、細かい綻びはところどころに出ましたが、きっと全員が悔いなくやり切った感(打ち上げで「懺悔」が出るのが通常ですが・・・)で演奏会を終えられたのではと思いますし、ご来場いただいた皆様も良い意味で予想外の驚きと感動を経験していただいたのではないかと思います。

昨年は「神様がコンサートホールに降りてきた」と表現しました。
今年はバレンタインデーで神様も忙しいだろうから来れないのではと危惧しておりましたら、まず心配された天気を見事に荒天から好天に変えてくれました。
そして・・・

メンバーそれぞれの受け止め方、またご来場いただいたお客様の受け止め方、いろいろとあると思いますが、今年も神様はやってきました。
オヤジには、昨秋若くして天に召された丸ちゃんが忙しい神様を無理くり連れて来てくれたのだと感じました。
ありがとう、丸ちゃん。

とはいえ、そうそう毎回神頼みでは神様にも呆れられてしまいます。
「今更出来ない・・・」をどれだけ撲滅できるか。
練習と本番のチカラの発揮度が逆であっても練習のレベルがもっと高められれば、やはり本番はもっと高いところを目指すことができます。

社会人になっても「好きだから」やっているはずのことだからこそ、そして一人では出来ないオーケストラだからこそ、一人ひとりの意識と行動が問われると思います。
楽器の上手い下手ではなく、一生懸命取り組むかどうか、自分都合だけを優先していないか、それがアマチュアリズムだとオヤジは思います。

偉そうに独り言を吐いておりますが、オヤジとてまだまだです。

※K川さん、FBから写真お借りしました。無断借用事後承諾をお許しください。<(_ _)>
コメント
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