ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

権力の誤作動

2016年11月25日 | 時事
一人の女性が繰り返し苦情を言わなければ明るみに出なかったわけで、改めて考えると国家権力の誤作動です。
運転免許の合否だからまだ良かったとまでは言えませんが、コトによって・・・と考えると恐ろしいことです。

受験する側は重大なコトでも、試験場で働く人からすると日常のコトだったに違いありません。
コトの軽重が立場の違いで大きく異なっていたことが残念です。

県警は費用を賠償するとしていますが、このために合格していたはずの試験を不合格にされて、免許が取れなかったことによる遺失利益をどのように見積もるのでしょう。

なんだかんだ、その賠償費用とて税金ですから。
( ̄∇ ̄)
----------------------------------------------
<【運転免許実技試験】誤採点で40人不合格に 愛知>
ヤフーニュース 毎日新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年11月25日

 愛知県警は25日、運転免許の実技試験で採点を誤り、2007年12月~15年8月に受験者40人を不合格にしていたと発表した。一部のコースが警察庁の基準で採点外とされていたにもかかわらず、採点対象に含めていた。

 公道で行われた大型バスの実技試験中の事故を受け、平針試験場(名古屋市天白区)が07年12月、縁石に乗り上げるなど「危険な行為」とみなされる運転をした場合に採点外の場所であっても不合格とすることを決定。東三河運転免許センター(同県豊川市)でも一部で同じルールを適用していた。

 昨年8月、不合格になった女性の関係者から指摘を受け、担当者が警察庁に確認して採点の仕方を改めた。ただ、担当者は上司に報告せず、今年4月には同じ人から県公安委員会に苦情があり、問題が明るみに出た。

 県警は、保管されていた13年10月以降の成績表から、同様の誤りで不合格になった受験者を確認。40人のうち6人は合格だったのに不合格とされたことが判明。残り34人は試験途中で打ち切りになっていた。

 県警は、受験料など不合格になったことによって生じた費用を賠償する。【野村阿悠子】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする