ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

長期政権

2020年01月10日 | 戯言
ヤフーニュース配信産経新聞2020年1月10日付「立民と国民合流 合意至らず 党内に交渉の経緯報告へ」を読んで感じたこと。

安倍政権の長期化に伴う負の側面に対して、反政権の立場の方はこれでもかと時に口汚く現政権をこき下ろしますが、これほど受け皿が無い状況で万が一でも「野党統一」という数合わせでの政権交代が生じれば、日本はかつての民主党政権どころでは済まないくらい周辺諸国の食い物にされるとジジイは危惧しています。

森友だ、桜の会だと政権の粗相の追求、批判には足並みが揃っても、仮に野党統一候補の勝利を通じて政権交代が実現した時に、その政権はどのように日本をリードするのかが、現状では何も示されないまま目標は相変わらず打倒安倍長期政権一辺倒です。
今回の別れたもの同士の合流交渉も、結局のところ総論賛成各論反対の数合わせ内閣が発足した時に起こるであろう押し競饅頭的停滞感、玉虫色的妥協策によるダッチロール等を容易に予想させます。

ジジイはかねて呟いているように消去法による消極的選択を続けざるを得ない状況だと感じてます。
長期政権は弊害もありながら、一方で強みとなる場合もあります。

ちなみに「長期」と言っても所詮は歴代内閣という枠組みのハナシ。
アメリカ大統領は2期務めれば8年間が当たり前。
ドイツのメルケルさんは安倍さんの一期目の1年前からズーっと首相してます。
かのイギリスのサッチャーさんも10年でした。

長期政権自体が目標になるのは好ましくありませんが、現状はまともな対抗勢力が現れない限り、あれよりマシという消去法的選択を続けざるを得ません。
「まともな対抗勢力」というところが、言うは易しですが具体的なモノとなると難しいです。
雰囲気で怪しげな対抗勢力が一気に勢力を得ることもまた脅威として意識する必要があると思います。
コメント
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