ヤフーニュース配信毎日新聞2020年1月30日付「ふるさと納税訴訟、泉佐野市が敗訴 除外取り消しを認めず 大阪高裁」を読んで感じたこと。
思いがけない市側の逆転敗訴でした。
「制度の公平性を確保するため」って、「公平性」って何なのか???
自治体の成り立ちがそれぞれ全く違うのだから、「地場産品に限る」のくくりが自治体相互間の「公平性」に適っているとは思えません。
「制度の存続を危ぶませた自治体を参加させないこと」って、一見もっともらしく聞こえましたが、制度設計の未完成度の責任を作った側ではなく利用した側に着せたということです。
そもそもこの制度が出来た当時は寄付額を集めるためのアイデア競争が各自治体に促されていたはずです。
返礼率を上げることで寄付金総額を上げるのもある種のアイデアだったはずです。
実際にバブルで破綻した市財政をこれによって立て直したことも記事に書かれています。
それでも、促したアイデアの良し悪しを決めるのはお上であって、「制度の公平性を確保するため」に共感しない奴は干す!!!ってことでしょうか。
総務大臣の裁量・・・今どき、法務大臣経験者ですらロクなことしてないですから、それを判って裁判官が大臣の適正な裁量を判断しているとしたら、世にも恐ろしいことです。(苦笑)
思いがけない市側の逆転敗訴でした。
「制度の公平性を確保するため」って、「公平性」って何なのか???
自治体の成り立ちがそれぞれ全く違うのだから、「地場産品に限る」のくくりが自治体相互間の「公平性」に適っているとは思えません。
「制度の存続を危ぶませた自治体を参加させないこと」って、一見もっともらしく聞こえましたが、制度設計の未完成度の責任を作った側ではなく利用した側に着せたということです。
そもそもこの制度が出来た当時は寄付額を集めるためのアイデア競争が各自治体に促されていたはずです。
返礼率を上げることで寄付金総額を上げるのもある種のアイデアだったはずです。
実際にバブルで破綻した市財政をこれによって立て直したことも記事に書かれています。
それでも、促したアイデアの良し悪しを決めるのはお上であって、「制度の公平性を確保するため」に共感しない奴は干す!!!ってことでしょうか。
総務大臣の裁量・・・今どき、法務大臣経験者ですらロクなことしてないですから、それを判って裁判官が大臣の適正な裁量を判断しているとしたら、世にも恐ろしいことです。(苦笑)