ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

国民に向けて説明する・・・ということ。

2024年02月26日 | 時事
政治倫理審査会が今回何のために開催されるのかを鑑みれば、そもそものルールだからと非公開に拘ることは、裏金づくりの目的が邪なものだったと自白しているようなものです。
(ヤフーニュース配信TBS NEWS DIG2024年2月26日付「【速報】岸田総理、政倫審『完全非公開は過去1回のみ』」)

岸田さんは答弁で「国民に向けて説明をする、これは大変重要な場であると思う」と言いながら「様々な対応が考えられる中で、適切に国会で判断されると考えている」と巧みに自民党総裁としての役割責任に対する追及を国会という機関に責任転嫁をされておられます。
それ自体が不信感を招いていることに気づいておられるでしょうか。
政治屋の世界は道理ではなく言ったもん勝ちと言ってしまえばそれまでです。


「国民に向けて説明する」ということは、なんでもかんでもオープンにすべしではなく公開の場で言えることと言えないことを明確にすることだと思います。
政治の世界ですから公開の場では「言えないこと」はあり得るとオヤジは思ってます。
ただ、それが特定の個人・団体を利するために「言えないこと」でなく、国のために必要なことであるかが大事です。
だからこそ、国のためかどうかの判断材料を国民に提供するのは政治屋の義務です。

その点が曖昧になってしまうのは、自ら国政に覚悟をもってあたっていない政治屋ですと言っているようなもの。
都合が悪いことは伏せておきたい。
有権者に言えない、知らせたくないってことは、どう考えても良いこととは思えません。

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