俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

木五倍子(きぶし)の花

2019-03-24 | 俳句・春・植物




自転車の少年ふたり花きぶし




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キブシ科の落葉低木。

山地に自生する。







三~四月、葉に先立って多数の花穂を垂らし、淡黄色の

小花を密につける。

雌雄異株で、雄株は黄、雌株は緑色を帯びる。







種子はタンニンを多く含み、ヌルデの五倍子(ふし)の代用に

黒色染料として用いたことからこの名がついた。

江戸時代には、お歯黒の材料としても利用された。







木五倍子の花が多数垂れていた。

その近くを二人の少年が乗った自転車が通って行った。






木五倍子咲く夕べの鐘を遠くにし




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