俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬木の桜

2020-11-26 | 俳句・冬・植物




滝の如枝垂れ冬木の桜かな




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桜紅葉が散り尽くし、一枚の葉もなくなってしまうと、

桜は枯れた姿となる。







花時の華やかさを内に宿した枯姿に、俳人は趣を

感じてきた。







「冬桜」は冬季に咲く桜をいうが、「冬木の桜」は花

ではなく木の姿を指す季語である。







冬の桜の黒々としたシルエットは、力強さを感じ

させる。







冬木の枝垂桜が葉を落として立っていた。

その枝垂れる姿が滝のようであった。






その下にただ見上げをり枯桜




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