俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

柘榴

2024-09-15 | 俳句・秋・植物

 

 

暫くの道に柘榴の熟しをり

 

 

 

 

 

 

ザクロ科の落葉小高木。

西アジア原産。

日本にはシルクロードを経て、平安時代に薬用として渡来した。

 

 

 

 

 

 

秋、球形の果実を結び、熟すと裂けて鮮紅色の多数の種子を現す。

種皮は甘酸っぱい液に富み、食べられる。

花柘榴は結実しない。

 

 

 

 

 

 

柘榴が生っていた道に暫くぶりに通った。

すると、柘榴は大きくなって、既に熟していた。

 

 

 

 

 

恋の歌詠みしことなし柘榴の実

 

 

 

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2024-09-14 | 俳句・秋・植物

 

 

遠目にも夕日に光る芒かな

 

 

 

 

 

 

イネ科の大型多年草。

日当たりのよい山野、土手、荒地などに自生する。

秋の七草の一つ。

 

 

 

 

 

 

毎年、宿根から芽を出し、夏から秋にかけて二〇~三〇センチの黄褐色か紫褐色の花穂をつける。

 

 

 

 

 

 

屋根を葺くのに使用したため茅(かや)ともいう。

また、花穂が開くと真っ白な獣の尾を思わせるような形となることから、尾花とも呼ばれる。

 

 

 

 

 

 

遠くから見てすぐに芒と分かった。

芒は夕日に輝いていた。

 

 

 

 

 

一斉に風に靡けりむら芒

 

 

 

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秋日

2024-09-13 | 俳句・秋・天文

 

 

秋日背に入る公園や人まばら

 

 

 

 

 

 

眩しい秋の太陽、あるいはその日差しをいう。

 

 

 

 

 

 

立秋を過ぎても日は衰えず、残暑厳しい日が続く。

 

 

 

 

 

 

秋分を過ぎると太陽は次第に南下し、日差しも衰えてくる。

 

 

 

 

 

 

まだ暑さの残る秋の日を背中に受けながら、公園に入った。

案の定、人はまばらであった。

 

 

 

 

 

穏やかな明日を願ひぬ秋没日

 

 

 

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めひじわ

2024-09-12 | 俳句・秋・植物

 

 

めひじわやひとり遊びの原つぱに

 

 

 

 

 

 

イネ科の一年草。

路傍、空地、庭などに自生する。

「めひじわ」は「雌日芝」の別名。

雄日芝よりも穂は細い。

 

 

 

 

 

 

高さ約五〇センチメートル。

まばらに分枝し、広線形の柔らかい葉を互生する。

 

 

 

 

 

 

夏から秋にかけて、枝頂に緑色の小穂をつける。

 

 

 

 

 

 

原っぱには人が誰もいなかった。

ひとりで遊んだが、そこにはめひじわが群生していた。

 

 

 

 

 

雌日芝の原と化したる畑かな

 

 

 

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夕顔の実

2024-09-11 | 俳句・秋・植物

 

 

夕顔の実に気まぐれな小雨かな

 

 

 

 

 

 

ウリ科の蔓性一年草。

インド原産。

 

 

 

 

 

 

秋に実り、重さ一五キロにもなる。

 

 

 

 

 

 

夕顔の果実は丸形または長大で、未熟果は煮物・漬物にする。

熟したものは干瓢にし、さらに熟して固くなった果皮は炭取り・火鉢・花器などの容器に加工する。

 

 

 

 

 

 

畑に夕顔が転がっていた。

まさか雨は降らないだろうと思っていたが、気まぐれな小雨が夕顔に降ってきた。

 

 

 

 

 

夕顔の実や川音の増すところ

 

 

 

コメント (2)
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