今日のひとネタ

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あたかもミステリーツアー

2008年04月11日 | ニュースに一言
 サンフランシスコでの聖火リレーを見てて「ミステリーツアーみたい」と思ったのは私だけ? なんかいきなりランナーが姿を消したりコースを変えてゴールがわからなくなったり、面白いといえば面白いですが「何のために?」と思ってしまいました。

 今月下旬には長野で聖火リレーもあるようですが、混乱を避けるという意味で金正日よろしく影武者を使うというのはどうでしょう。あちこちで聖火ランナーが走って、それをデモ隊が取り囲んだところで「残念で~した。私は偽物で~す」なんて言って、本物は瀬戸内海の無人島を誰にも知られず走ってたり。

 で、「政治とスポーツを切り離すべきだ」という声も多いですが、今日のTBSラジオ「ストリーム」を聞いていて「オリンピックの歴史は政治的問題とは切り離せない」「不可分の関係にあるがゆえにかえって『切り離すべき』と声高に言われる」と聞きました。

 いろいろ調べてみれば、ナチスドイツの国威掲揚のためだったベルリンオリンピックから、イスラエルの選手が犠牲になったミュンヘン、南アフリカのアパルトヘイトへの抵抗からアフリカ諸国がボイコットしたモントリオール、西側諸国がボイコットしたモスクワ、東側諸国がボイコットしたロサンゼルスと数々の問題があります。中国に関しては台湾の扱いを巡る問題からIOCと揉めてた事もあったようですし、そもそもモスクワオリンピックもボイコットしてたのですね。

 そんなこんなでいよいよ目が離せませんが、個人的には「聖火リレーやめれば?」と思います。SAPIOの業田吉家のマンガに戦車と装甲車に囲まれた聖火リレーの図がギャグとして描かれてましたが、なんかそれが実話になってるように思いますので。見苦しいし目的は中国のメンツだけとして思えませんし。