今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

なんとこんなCDが

2008年04月13日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 画像は「吉田正美&茶坊主」のファーストアルバム「Tree of Life」の歌詞カード。私はこれがCDで発売されてたのを知りませんで、昨日amazonで偶然発見して注文したところ今日届きました。昨年発売されてたそうです。

 これはグレープ解散後に吉田正美氏が結成したグループの1stアルバムなのですが、なんかノンジャンルという感じと、吉田氏が演奏では参加していない曲も数曲あったりで、メインになるかと思ったアーティストがソングライターとプロデューサー的な立場での参加ということですから、当時の日本ではこういうアプローチのアルバムは珍しかったのではないでしょうか。

 私は当時中学生でしたが1曲目の「FOR FREEDOM」という曲は衝撃でした。基本的にインストで菊池まみさんのスキャットボーカルが入ってるだけなんですが、「むぅ~これはなんという音楽なのだろう?」という感じで。ギターソロがなんとも凄くて不思議で。

 昭和51年当時はニューミュージックという言葉がようやく出てきたくらいだったのでしょうが、そういう位置づけでは納まらなかった不思議なアルバムです。当時のラジオ局なんかでも扱いに困ったのではないでしょうか? 「元グレープの…」と紹介されても全然イメージ合わないし。

 私はLPで所有してたのですが「これはCDにならんやろう」と思ってたのがCDで聞けて幸せです。ボーナストラックで「黄昏色に心をそめて」が入ってるのもラッキーでした。いろいろ探してみるもんですね。