今日のひとネタ

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二番煎じに一つ足して

2008年04月19日 | ドラマレビュー
 テレ朝にて金曜日21時から「パズル」というドラマが始まりました。概要としては「個性あふれる登場人物たちが不可能犯罪解明と宝探しに挑む超本格ミステリー」だそうです。

 主役の女教師が石原さとみ。これが「英語が出来ないくせに生徒の前では超横柄な女英語教師」という設定。その彼女が3人の教え子達を引き連れて事件解決に取り組むということで、要するに「TRICK」の二番煎じに「ごくせん」をふりかけたようなもの。

 「性格設定が山田奈緒子で職業は教師」というような色が濃すぎて、さらに犯行現場の雰囲気や登場人物、音楽まで明らかに「TRICK」を意識しているので「これはあまりにも露骨では?」と思ってしまいました。それも「ごくせん」の新シリーズ開始の前日に。

 ただプロデューサーと脚本家が「TRICK」と共通しているので(蒔田光治氏)、「似ている」というのは「似せて作っている」ので当然といえば当然でしょう。そうなると「今のセリフ、仲間由紀恵だったら面白かっただろうに」とか思ってしまいまして、石原さとみも大変でしょう。が、これを引き受けた時点で本人も周囲も覚悟の上でしょうから頑張ってもらいましょう。

 何がどうかといって「面白いか面白くないか」というと「わりと面白い」というあたり、スタッフがツボを知ってるということでしょう。パターンといえばそうなのですが。

 ということで皆さんはどう評価されましたか?(実際見てない人が多いような気がする時間帯ですが。)