今日のひとネタ

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歌鬼2~阿久悠 vs.フォーク~

2009年02月08日 | 尾崎亜美

 一昨年亡くなった作詞家阿久悠さんのトリビュートアルバムが発売されました。「歌鬼」というのが昨年発売されていたそうですがこれはその第二弾。フォーク歌手が阿久悠さんの楽曲にチャレンジするということで、収録曲と参加アーティストは以下の通り。


1.イルカ「北の宿から」
2.あがた森魚「津軽海峡・冬景色」
3.ベッツィ&エマ「昨日・今日・明日」
4.トワ・エ・モワ「白いサンゴ礁」
5.因幡晃「京都から博多まで」
6.リリィ&洋士「舟唄」
7.永井龍雲「雨の慕情」
8.木村充揮「嫁に来ないか」
9.尾崎亜美「きりきり舞い」
10.BUZZ「みずいろの手紙」
11.杉田二郎「五番街のマリーへ」
12.渡辺真知子「もしもピアノが弾けたなら」
13.太田裕美「友達よ泣くんじゃない」


 女性歌手の曲を男性が歌ってたりその逆もあったりで、ほとんど違和感なく受け入れられるのは「北の宿から」と「きりきり舞い」くらいでしょうか。


 私はamazonで予約していたので発売日に届いたのですが、昨日全部聞いてみました。歌手が違うと相当イメージが変わるという曲もありますが、ある種違和感がある分だけかえってじっくり聞いてしまうということもあります。


 結構面白いので興味がある人はまず聞いてみて下さい。私はもちろん尾崎亜美さん目当てでしたが、これはほとんど原曲のイメージ通りでした。おかげで昨日から暇があるごとについつい「チューチューチュルチュチュー」と口ずさんでしまいます(笑)


 歌詞カードにこだわりがあるというか、「フォーク」という点に焦点を当てているのでしょう。ギタリストの使用ギターが全部書いてあります。が、亜美さんの「きりきり舞い」の演奏は小原礼さん、屋敷豪太さん、是永巧一さんで、是永さんはエレキギターですからちょっと違うような。おまけに多分オリジナルのギターだし。まぁ私のようなギターオタクは使用楽器がわかってうれしいですけど。


 このプロジェクトの公式サイトはこちらですが、そのプロデューサーの方のプロフィールを見てびっくり。元「三輪車」というフォークグループだったとか。たしか74年くらいだったと思いますが「水色の街」という曲がヒットしてました。私はカラオケのレパートリーだったりします。


 当時オールナイトニッポンに電話インタビューで出演したことがありましたが、パーソナリティーの鶴光師匠は「三輪車ゆうたら、なんかト○コみたいでんな」ですって。なかなかナイスな突っ込みです。まぁ今の若い人は知りはれへんやろなぁ。


 ということでお奨めの1枚でした。大ヒットするといいのですけど。