今日のひとネタ

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これ、欲しい~

2009年02月25日 | ブックレビュー
 図書館から借りてきた「時代小説ベスト100」という本。いろんな本と作者の紹介、そのテーマとなる事項についてなど解説されてます。もう返しちゃったのですが、一家に一冊あってもよいと思います。

 これを見て読みたいと思ったのは「鳴門秘帖」が一番。その他にもかなりそそられるものが多かったのですが、100冊全部読めばすっかり時代小説通でしょう。とはいえ、1冊で終わってないものやシリーズものもあるので100冊では済みませんが。

 第一章が「江戸のヒーロー」なのですが、最初が「鞍馬天狗」で次が「怪傑黒頭巾」。結構キャラがかぶってますよね。この本の表紙はどっちでしょう? 鞍馬天狗かな? 見かけの問題だけではなく、どちらも勤皇の志士を助けるために京の町に出没する…という人なのでした。新撰組側から見れば正義の味方ではないんですね。

 なお、怪傑黒頭巾の正体は横丁の電気屋「近藤無線」のご主人ではありません。鞍馬天狗は京の町を歩いていると「くら! 待てんぐ!」と呼び止めるわけでもありません。今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。