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「You are スパゲティ」的な楽譜

2024年01月14日 | 日記・雑記・ただの戯言

 朝ドラ「まんぷく」には、やたらと英語を話したがる喫茶店のマスターが出てきます。どんな感じかというと、客から注文を受けて「オッケー! You are スパゲティ!」と言って、奥さんに「英語間違うてるけどな。」と言われたりして。

 このように、自分では正しいとか意味が分かると思っても、実際は間違いであるというのが私にとっては楽譜。今では楽譜を手書きする機会はほぼありませんが、以前地元の音楽サークルの手伝いに行って、自分も希望の曲を演奏しようかとメロディ譜を書いていったら、そこの指導者の人に「これは譜面が違いますが。」と一蹴された経験があります。

 もちろん自分でも完ぺきとは思ってなかったのですが、一見して違うと言われると「フンだ」と思ったり。(ちなみにどこが違ったのかはわかりません。) まあそもそもが「8分の6拍子」と聞くと「約分くらいしろい!」と思ったり、4分の4拍子と4分の2拍子の違いがよくわかってなかったりしますので、ちゃんと勉強してこなかったツケではあります。

 そんなですが、正しく書けないからといって「譜面はまったくダメ」というと「書けないなら読めないだろう」と思われ、「なんでわからないの?」とマウントを取られた経験も大昔にあったので今は「まったく読めないわけではないけど初見は無理」ということにしてます。読めないというと、五線譜のどこがドでどれがミかもわからないと思われたりしますし。

 まあそれを言われたのが高校生の頃なのですが、相手も専門家ではなかったので今だったら「じゃあゴジラのテーマを譜面に書いてみろ!」とか「ベートーベンの運命の『ジャジャジャジャーン』を正しく採譜せよ」とか「マルサの女は何拍子?」とか聞いてみたくなります。私だって「むすんでひらいて」くらいなら譜面の読み書きはできますし。

 この辺は英作文に似てるかもしれませんね。学生時代に英文解釈は辞書引きながらで苦労する印象があり、英作文は適当に「書けた!」と思ってもそっちの方が全然点数が悪かったりしました。それこそ知らず知らずのうちに「You are スパゲティ!」のような文章になってたのでしょう。

 ということで、私の場合譜面は自分のためだけの記録で人様にお見せできるものではありません。ただ、吹奏楽部出身のバンド仲間が自分用のメモとして書いた譜面が音符の玉だけで、棒も旗もなかったこともあります。正しく書くのは結構難しいのかも。今からでもどっかで習えるかなあ。


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