今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

優しすぎるのはいかん

2005年07月10日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨夜録画した「エンタの神様」を、娘2号(小4)がキャッキャ言いながら見てました。出てたのは、だいたひかる。「忘れないで! …ピアノマン」というネタで笑ってたので「面白いの?」と聞いたら、「これって全部笑わなきゃいけないんでしょ?」ですって。「つまらんと思ったら笑わんでもいい!」と叱ってしまいました。

 あの番組の何がどうだと言うと、客席にいる人たちが最初から口開けて笑う準備してるのがダメですね。芸人のためにもならんと思うのですが。また、だいたひかる系の「一発落としを連続するのみ」という芸風は「話芸」という感じじゃないですね。同じような人も多いですが、ああいうネタだけで芸人になれるという風潮は歓迎できません。私は優しくないのでつまらんネタにはニコリともしませんから。

 もう一つ優しくなれないのはドラマとかCMとか。フジの新しい月9ドラマは「スローダンス」でしたっけ? 私は第一回の半分ほど見ただけで脱落。ストーリー的に、ああいう浮かれた恋愛が中心のドラマはついていけんのです。それと広末涼子が今でもアイドル然として出てくるのにも違和感ありあり。小泉孝太郎の役柄もムカムカくるし。本人はトレンディー俳優のつもりなんでしょうか??? いずれにしても見るのはやめました。

 それと、CMで見る中山美穂。今でもアイドルのつもりなのか大女優のつもりなのか、昔の名前だけで出てこられても魅力無し。まぁCMという事で言うと、一番嫌いなのがどっかのエステかなんかのベッカム夫妻が出る奴。あの獣系の獰猛な顔した嫁が、ミニスカート試着して「もっと短いのない?」と言うのを見て、地味な日本人の女の子がスゴスゴと引っこんでしまうアレです。もうムカムカ来ますね。

 別にあれがベッカム夫妻でなくともムカムカ来ると思うのですが、要するにああいう設定でCMが成立すると考える制作側が許せんと、そういうわけです。番組の場合は嫌なら見なけりゃいいのですが、CMの場合はそうもいかんと。お笑い芸人に対してだけでなく、どうも優しすぎる人が多いような気がするのでちょっとぼやいてみました。意味なく苛立っているわけではありませんが、多分明日もぼやくことでしょう。

戻りっ!

2005年07月09日 | 日記・雑記・ただの戯言
 研修で大阪に行ってました。今回の研修は社内の製品の話ではなく、人間関係をうまく調整する力を向上させましょうという内容で、外部講師によるもの。単純に言うと、せっかちな人にはてきぱきと、人見知りな人とは打ち解けるまでなれなれしくせず…というような感じ。

 ま、当たり前といえば当たり前なのですが、相手の言動や人との接し方、仕事への取り組み方の傾向を見て、その人がどういうタイプの人かを見極めるトレーニングもしてから、ということで結構面白かったです。

 で、この研修に参加するにあたり、自分がどういうタイプであるかを知るために同僚5人から事前アンケートを取り、自分も同じアンケートに答えるということをやりました。しかしその結果はというと、自分がこうだと思っていたタイプと、他人が自分をどういうタイプだと見ているかが全然違うんでやんの。

 自分としては思考型で協調性の人だと思っておったのですが、同僚の回答によると感覚的で衝動的な人なのだそうです。極端な話、自分では野村克也タイプだと思ってても、人から見ると長嶋茂雄タイプだったというようなもんです。20人ほどの参加者の中で、ピッタリ一致してた人が少なくない中、対極のずれ方をしてたのは私だけでした。フンだ。これは私のせいじゃなくて、真面目にアンケートに答えてくれなかった同僚達に問題ありです。

 ただし、営業マンを20年もやってると仕事用に人格を作ってる部分も大きいし、そういう意味では自分の本質を本当に理解してくれてるのは、両親と妻くらいなのではないでしょうか? ま、研修自体は面白かったからいいんですが。役立つかどうかは別にして。

 今回は営業部門だけじゃなくて、普段顔を合わせない部署の人とも一緒だったので刺激にはなったのですが、本来人見知りが激しい性格でもあるのでどうも胃袋の辺りがザワザワと落ち着かない二日間でもありました。やっぱり自分の家がいいですぅ~。


夏に聞く曲

2005年07月06日 | 日記・雑記・ただの戯言
 事情により家の中を整理してるのですが(家出するわけでも夜逃げするわけでもありません)、こういう時には「買ったはずだけどどっかに行っちゃった」というCDが見つかったりします。今回出てきたのは、小野リサさんの「ボッサ・カリオカ」というアルバム。違うCDのケースに入ってたんですね。そりゃわからんと。

 このアルバムには、「ソ・ダンソ・サンバ」「想いあふれて」「サマー・サンバ」をはじめ、ボサノバのスタンダードが収録されてるのがポイントです。夏に聞く音楽は、なんと言ってもボサノバが一番。彼女のアルバムは6枚ほどしか持ってませんが、これが一番好きかな? 初期のアルバムも好きなのですが、私の場合は小野リサさんのアルバムで何か一枚薦めて欲しいと言われればこれを挙げます。

 なお、私の知り合いはジャケット写真を見て「この二の腕がそそりますよね」と言ってました。ということで、腕フェチの方にもお薦めです。どーですか、お客さん。


日本沈没ですって

2005年07月05日 | 日本沈没
 ニュースによると「日本沈没」がリメイクされるとか。来年夏公開予定の映画で、主演が草剪剛と柴咲コウですと。日本沈没については昨年原作を読んで大変感動しあれこれ書きましたが、やはり同じように面白いと思う人がいるという事ですね。

 いまさら説明の必要はないでしょうが、日本沈没は小松左京原作の小説がベストセラーになり、映画にもドラマにも漫画にもなりました。映画の主演は藤岡弘といしだあゆみ、ドラマは村野武範と由美かおるでした。(由美かおるの入浴シーンがあったかどうかは不明。村野武範がレッツビギン!と言ったかどうかも不明です。←言うか、アホ!)

 映画は映画館でちゃんと見たのですが、ドラマは親父が大河ドラマを見る時間帯であったためあまり見た記憶がありません。(8時45分から50分くらいの間だけ毎週見てたような) で、映画と原作はちょっと違います。もちろんあれだけ長い小説を映画化したわけで、その点を考えれば同じと言えば同じかもしれませんが、私の印象では結構違うと。

 なぜこの小説が面白いかというと、「国とは何か?」というのを深く考えさせられるという点。国土が沈没してしまえば国は無くなるのか、民族としての日本人が残れば国として存続できるのか、文化や伝統がなければ人だけ残ってもダメなのか、とかあれこれ。

 実際ああいう風に日本が沈没してしまうとなると移民の受け入れを各国に依頼せねばならず、1億以上の人間がすべて海外に移住する事が可能かどうかや、家族や親戚や友人などが同じ国にうまく移住できるのか、日本円での貯金はどうなる、資産が不動産主体の人はどうする、仕事や教育はどうする、ペットはどうなる、など難しい問題が山積みとなります。

 前回の映画では、「日本が沈没する」という言葉だけが先行して、そういう外交交渉や「国家とは?」というテーマへの突込みが足らなかったように思います。これは作る方も見る方も両方。あるいは私が小学生だったので、その辺を考えずに見ていただけなのかもしれませんが。

 ドラマの方はなおさらそうで、富士山が噴火するだの金閣寺が倒れるだのというシーンばかりが宣伝で強調されていたように思います。こうなると、ウルトラマンでゴモラが大阪城を壊すのと同じ世界ですよね。ちなみに、ウルトラマン放映当時小学生だった格闘家の前田日明氏はテレビを見ていて「大阪城が壊れた!」と大騒ぎし、放送の翌日に学校をさぼって友達と大阪城を見に行ったとか。「あ、壊れてへん!」と思って警備員のおっちゃんに聞いたら「夕べみんなで徹夜で直しといた」と言われたので安心して帰ったのだとか。こういう子供の夢を壊さないおっちゃんは素敵ですね。

 話を戻しますが、今回のリメイクでは是非「国とは? 国家とは? 国民とは?」というあたりを掘り下げて真面目な人間ドラマとして作って欲しいです。言っちゃぁなんですが、小野寺を草剪君がやるというあたりで、日本沈没マニアとしては逞しさの点で物足らないのですが。誰がいいかというと、しいて言えば織田裕二か江口洋介なら許せます。それを考えると藤岡弘は原作のイメージにピッタリでした。

 なお万一漢字を忘れてしまった場合に、「日本チン没」とか「日本チンボつ」とか記載すると品がなくなるので注意しましょう。筒井康隆先生は「日本以外全部沈没」というパロディーをやってましたが、これもまたお見事。いずれにしても、今回のリメイクで話題になって、多くの人がまた原作をちゃんと読んでくれる事を期待します。そういう非常時に小泉総理でええんか?とか考えたりして。

 また、原作の最後には「第一部 完」と書かれているので、世界各地に散らばった日本人に焦点を当てた続編が検討されていたのは間違いありません。しかし、あまりにもテーマが重すぎたためでしょうか、今でもそれは発表されておりません。「日本復活」でも「日本漂流」でもいいのですが読みたいのですが。

妻夫木なら何をやっても許されるのか!

2005年07月04日 | 日記・雑記・ただの戯言

 先ほど帰って来てテレビを見たら、フジの月9ドラマに妻夫木聡が出てました。別に月9に出るのはいいのですが、妻夫木といえば映画「ジョゼと虎と魚たち」ですよ。あれでは上野樹里を吸ったりもんだり、池脇千鶴を吸ったりもんだりと、まさにやりたい放題。そういうすったもんだの挙句、池脇千鶴と世界で一番エッチな事までするですよ、あーた。そんなことが許されるのでしょうか? ああ、生まれ変わったら妻夫木になりたひ…。



 なお、元ネタは前田日明が叫んだ「アントニオ猪木なら何をやっても許されるのか!」という言葉ですが、猪木信者からすると「許される」のだそうです。フンだ。




狙ってやったのならたいしたもの

2005年07月03日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨日行った居酒屋で若い女性店員が持ってきた料理。「“カモのはおり揚げ”でございます」というので、「ハテ?そんなもん頼んだっけ?」と一同疑いの眼差し。料理を見ると、それはどうみても魚の揚げ物。ということで、それは“ハモの香り揚げ”なのでした。ハとカを入れ替えただけですが、狙って言ったのならたいしたものです。まぁ要するに、「加藤あい」と「阿藤海」を間違えるパターンと同じですが。

 ただ、こういう間違いはそこかしこに転がっておりまして、私はいまでも「ルーツ」の主人公がキンタ・クンテだったかクンタ・キンテだったかコンタ・キンテだったかわかりません。他にもありましたっけ?

順送り

2005年07月02日 | 日記・雑記・ただの戯言

 今日はちょっとした食事会だったので一家全員で出かけてました。池袋から電車に乗ったのは10時過ぎだったのですが、乗った途端にハイファイ娘2号が妻の肩にもたれて寝ました。妻は妻でそのまた隣の知らないお姉さんの肩にもたれて寝てました。



 隣の知らないお姉さんは、いわゆる“貞子系”で髪の毛をばっさり垂らしてたので若いのか若くないのかわかりませんが、とにかくそのまた隣のおばさんにもたれかかって寝てました。



 さて、3人分のプレッシャーを一身に受けたおばさんはどうしてたかというと、そんな事は一切意に介せず、一生懸命携帯でメールを打ってました。優しい人ですね。とにかく、電車の中の人間ウォッチングはやめられません。特に自分に実害の無い場合は。




尾崎亜美式

2005年07月01日 | 尾崎亜美
 富山県から女子高生デュオの「STEP」というグループがデビューしました。これは、単に新人アーティストを売り出すという目的だけでなく、地域の活性化まで目指したプロジェクトとしてです。富山と言えば、ホタルイカやら鯛、カニ、エビで有名というのは金太郎温泉のCMソングでもお馴染みで(え、知りませんか? おかしいなぁ…)、きれいな海があります。また立山、黒部などでもお馴染みで、言うなれば海あり山ありの土地。そういうところから地域起こしというか、富山を元気にしようという使命を背負ったグループのデビューを作るにあたって白羽の矢が立ったのが尾崎亜美さん。今日は亜美さんがどういう曲を書いたか、というお話。

 その前に、亜美さんのソングライターとしての実績を説明しておきます。お馴染みのヒット曲としては松田聖子の「天使のウインク」「ボーイの季節」、松本伊代の「時に愛は」、岡田有希子の「サマービーチ」、高橋真梨子の「あなたの空を翔びたい」、河合奈保子の「微風のメロディー」など多数。また、新人女性歌手のデビュー曲を手がける事も多く、金井夕子の「パステルラブ」、杏里の「オリビアを聴きながら」、南翔子の「私の恋は行方不明」、上田浩恵の「ソロサピエンス」、観月ありさの「伝説の少女」、myu:の「The World is all changing」などがあります。(高橋真梨子も一応ソロデビュー作は亜美さんの曲でしたが)

 新人アーティストの曲を作る場合にはまだ一般的なイメージがない中に、なんとか本人に合った曲を作らねばなりません。そういう時にどうするかというと、亜美さんの場合は特に杏里の「オリビアを聴きながら」でのエピソードで有名ですが、とにかく本人といろいろな話をして、その人がどういう人であるかという情報をあれこれインプットしてそのイメージにあった曲を作り出すという事です。杏里の場合はオリビアニュートンジョンが好きだという話を聞き、それをタイトルに取り入れ歌詞の中にもオリビアの曲の一節が取り入れられています。

 さて今回のSTEPのデビュー曲「水のように 跳ねる魚のように」ですが、女子高生デュオであるので二人の人間性に加えて、富山県というものまで背負って立たねばならないという大変な作業。STEPの公式サイトでも、曲作りの前に亜美さんが本人たちに会って話している様子が見えます。多分この時は、亜美さんのアンテナがフル稼働していた事でしょう。そして出来上がった曲はというと、これが素晴らしい出来です。歌詞もメロディーも新人らしい初々しさが感じられる上に、音楽に真剣に取り組もうというひたむきさも伝わってきます。それに加えて自然が豊かな土地柄もイメージさせる言葉が使われています。力作です。

 「ちっぽけな声だけど そびえ立つ山々に 叫びたい 生きてると だから We wanna sing!」なんて女子高生が一生懸命歌うんですよ。ついつい応援してあげたくなってしまうじゃあ~りませんか。また、曲自体もちゃんと二人のハーモニーを活かせる作りにもなってますし、これぞソングライターとしての尾崎亜美の真骨頂! お見事。

 そうやって地元の期待を一心に背負ってデビューした二人ですが、富山県内のチャートでは発売直後に見事No.1に輝き、全国的にもインディーズチャートで15位まで上昇しました。二人とも現役高校生であり、片方は陸上でインターハイにも出場するという事ですから活動の場は限られているようですが、地元のイベントでは引っ張りだこの様子。こういう曲がラジオからしょっちゅう流れてきたら、ついつい口ずさんでしまうでしょうね。富山の人は幸せ者です。

 で、そんな彼女たちの曲ですが、amazonでのレビューを見たら「顔はブサイクだけど曲は最高にいいと思う」ですって。ごむたいな。傷つきやすい年代だと思うので、私がもうちょっとまともなレビューを書きますか。いずれにしても、彼女たちの初々しい歌声を聞きたい方は、是非CDをお買い求め下さい。どーですか、お客さん。

たまってたの整理

2005年07月01日 | 日記・雑記・ただの戯言

 ようやく録画してあった「エンジン」の最終回見ました。思ってたよりも面白かったという程度で、特筆すべき感想は無し。クラッシュした車を押してゴールするシーンってのは、あれは感動的なのでしょうか??? まぁ所詮キムタク好きじゃないし、小雪にも魅力を感じないし。



 今クールのドラマでは、「瑠璃の島」と「あいくるしい」がよくて、あとは「エンジン」がまぁまぁ。鈴木島男とアタッチュNo.1はどっちもどっち。ということで、結構見てないのも多いんですが、矢田亜希子のドラマとか飯島直子のドラマはほとんど話題にもならなかったようですし、受けなかったんでしょうね。見るからにつまんなそうでしたもん。



 今夜は今夜で「お、未知との遭遇やっとるわ」と思って、実は見たことないので録画しようかと思ったら、WOWOWで10時からトヨエツの丹下左膳やってたのでそっちを録画しました。さてさて、これを見られるのはいつになることやら。なにしろ、月曜からの渡鬼を全然見てないので。(まだ見とるんか?)