大槻ケンヂ氏の自伝的大河小説というふれこみですが、ようやく全部読みました。グミ編を読んだのが今年の初めでしたでしょうか? その後、先週末に図書館でチョコ編とパイン編を借りてきて一気に読みました。なにやら、グミ編開始からパイン編完結まで10年以上かかったそうで、半年ほどで全部読んだ私は幸せだったかもしれません。
現在は、グミ編とチョコ編が文庫本で、一昨年刊行されたパイン編がハードカバーで入手できるようです。感想としては、結構面白いと思いました。特にグミ編がよかったでしょうか。登場人物としては山之上のじーさんが好きです。
簡単にストーリーを言うと、主人公の大橋賢三が鬱屈とした学生生活を突き破るためにノイズバンドを始めよう、と思ったところに同級生の女子や友人が様々に絡んでくる、という感じ。その中で、賢三が接する映画や音楽について、大槻氏の視点からの解説も随所に登場するということで、70年代~80年代前半にかけてのサブカルに関心のある人は一度読んでみるといいかも。何にも取り柄が無くても「自分は人と違う何かがある!」と思いながら、その何かが見つからないというのは高校生くらいの男子ではよくあることではありますよね。
ま、まだ読んだ事がない人も多いでしょうからこの辺で。ただし、私としてはパイン編を読み進めるうちに段々引いてしまいました。私の周りでは、これを読んだ人が誰もいないので他の人の感想は知らないのですが。
現在は、グミ編とチョコ編が文庫本で、一昨年刊行されたパイン編がハードカバーで入手できるようです。感想としては、結構面白いと思いました。特にグミ編がよかったでしょうか。登場人物としては山之上のじーさんが好きです。
簡単にストーリーを言うと、主人公の大橋賢三が鬱屈とした学生生活を突き破るためにノイズバンドを始めよう、と思ったところに同級生の女子や友人が様々に絡んでくる、という感じ。その中で、賢三が接する映画や音楽について、大槻氏の視点からの解説も随所に登場するということで、70年代~80年代前半にかけてのサブカルに関心のある人は一度読んでみるといいかも。何にも取り柄が無くても「自分は人と違う何かがある!」と思いながら、その何かが見つからないというのは高校生くらいの男子ではよくあることではありますよね。
ま、まだ読んだ事がない人も多いでしょうからこの辺で。ただし、私としてはパイン編を読み進めるうちに段々引いてしまいました。私の周りでは、これを読んだ人が誰もいないので他の人の感想は知らないのですが。