私はたまたまキャンディーズが出るらしいと聞いたので録画してたのですが、番組関係者はもっと宣伝せねばならんでしょう。
ちなみにこの番組は地方に行くとフジのネット局でも放送してないことが多いので、毎週見られる環境の人は結構恵まれてると言えます。やはり毎週録画予約だけはしておくべきか?
本日のミュージックフェアは「キャンディーズの映像があるらしい」という情報があったので録画したのですが、やたらと充実してました。本日のテーマは「60's&70's 伝説の名場面集」ということで、オンエアされたVTRは以下の通り。
VTR1:「憎みきれないろくでなし」 沢田研二
1977年11月08日OA
VTR2:「春一番」キャンディーズ
1978年03月07日OA
VTR3:「イミテーション・ゴールド」 山口百恵
1977年10月18日OA
VTR4:「しあわせの誓い」ザ・ピーナッツ
1970年06月16日OA
VTR5:「チャンピオン」アリス
1979年02月20日OA
VTR6:「野の仏」 吉田拓郎
1974年11月12日OA
VTR7:「春の風が吹いていたら」 吉田拓郎×南 沙織
1974年11月12日OA
VTR8:「ONE BAD APPLE」ザ・オズモンズ
1971年05月11日OA
VTR9:「雨にぬれても」堺 正章×マリー・オズモンド
1971年05月11日OA
VTR10:「SOUL MAN」サム&デイヴ
1970年01月27日OA
VTR11:「HOLD ON I'M COMIN'」
サム&デイヴ×ジャッキー吉川とブルーコメッツ×和田アキ子
1970年01月27日OA
VTR12:「ONE NOTE SAMBA」ディジー・ガレスピー
1969年10月21日OA
VTR13:「わかれうた」 中島みゆき
1978年02月21日OA
30分番組でこれだけのVTRが紹介されたわけですからちょこっとだけのものも多し。ジュリーの「憎みきれないろくでなし」ではイントロから切れのよいホーンの音が聞こえたので「もしや」と思ったら、バックにホーンスペクトラムがいました。が、ジュリーはまともに照明が当たっててバンドはシルエットだけ。長髪で長身の人と小柄でアフロの人がトランペットを吹いてるのが確認できたので一応満足した次第です。
今回の拓郎さんのこういうビデオが残ってたのもすごいですが、曲が「野の仏」だったのがなんとも。おまけに南沙織さんと共演してたというのもすごいです。
この番組での一番古い映像が今回のディジーガレスビーだそうですが、それが1969年のもの。それ以外にも1970年のビデオとかが残ってて、フジテレビは結構いい映像持ってますね。
それにしても、これだけの内容を30分でさらっと放送してしまうのはいかがなものでしょうか。普通に考えれば思いっきり宣伝して2時間くらいの特番で全部フルコーラスで放送すればすごい話題になりそうなのに。
ちょっと考えるとフジテレビの番組をフジテレビで放送するのだから制作費まったくかかってないような感じがしますが、多分子会社が映像を管理しててフジテレビがスポンサーから金とって多額の映像使用料を払ったりして、それでちょこっとずつの放送だったのではないかと。著作権だか肖像権だか著作隣接権だかいろいろとややこしい問題がありそうです。
最近「テレビはまったく見ない」とか「ネットがあればテレビいらない」とかいう若い人が多いようですし、年配の人でも「ラジオだけでテレビ見ない」とかいう人もいます。が、テレビ局がこういう映像を塩漬けのままにせずドンドン放出すれば、結構テレビに戻ってくる人もいるのではないでしょうか。そして現代の芸能人のパフォーマンスも、40年経ってお宝映像になるようなクオリティで目指せば今のテレビ番組もレベルアップするのではないかと。口パクでPVと変わらない歌声での歌番組ばっかりでは保存版にはなりませんしね。
と、いろいろ思いました。おまけに今夜はNHKBSプレミアムで「ザ・テレビっ子~“懐かし番組”大集合!第2弾~」というのもやってます。こちらはスター誕生が出たりステージ101が出たりしてますが、それはまた別の回に話題にしましょう。
桐野夏生さんの「ナニカアル」を読んで林芙美子という人に興味を持って、いっそのこと「放浪記」を読んでみねばと思ってたのを思い出しました。というのも、今テレビをつけたら森光子物語のドラマをやってたので。
まぁそもそものきっかけが「ナニカアル」なので、森光子に興味があるわけではなく、林芙美子への興味が少々で、結局桐野夏生作品への関心ばかり高まってるわけです。ま、とりあえずドラマは見てみましょう。「放浪記」のことがどれくらいわかるかは別にして。
タイのインラック首相のニュースが騒がしいです。以前「なんでタイに円楽師匠がいるの?」と言ってた人がいるので、今度もまた同じ空耳が多数発生していることでしょう。私は落語に詳しくないので調べてみたら、今の円楽師匠は私が楽太郎さんとして知ってる人なんですね。
こういう落語家のようなケースだと、今が何代目かというのを覚えておかないとWikipediaでも調べにくいです。私が知ってる円楽師匠は5代目だったそうで、今の円楽師匠は6代目なんですね。
インラック首相のニュースも何がどうだかよくわかってませんが、どうせボケるなら円楽師匠が何代目かというのも覚えておいた方がいいでしょう。ま、日常生活にはまったく役立ちませんが…。
連休は私の実家にいました。土曜の朝の新聞で「世界卓球 男女ともにメダル確定」というニュースを見て準決勝の中継がないかと新聞を見たのですが、北国新聞のテレビ欄では発見できず。「NHKでもやらんのか? ではBSは?」と思ったらBSジャパンで昼間にダイジェストの放送あり。が、これが前日の準々決勝のダイジェスト。
BSジャパンでダイジェストということは、そもそもの中継がテレビ東京でされるわけで当然北陸地方は蚊帳の外。粛々と前日のダイジェストだけ見たのでした。
で、昨日はというとBSジャパンで今度は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の再放送を発見。昨年夏にテレビ東京で放送された第15弾で、山形・米沢~青森・大間崎の旅でした。これを見てうちの母は「ああ、これか。いつも面白いなぁ。いつの分?」と反応してたので、毎回見ている様子。が、うちの田舎は当然テレビ東京は見られず、母はBSの見方を知らないというかBSジャパンの存在を知らないので、いつ見ているのやら。
地方の高齢者まで虜にしているのはテレビ東京が凄いというよりは太川陽介の魅力か蛭子能収のキャラの力か。なんにしても侮れませんね。
近田春夫先生のラジオ番組を聞いてたら、郷ひろみの強烈なファンからのリクエストで「よろしく哀愁」がオンエアされました。それで、思い出した話が一つ。
これが発売された当時、NHKのラジオ番組でアナウンサーではなく一般のお嬢さんがアシスタントを努めるものがあったのですが、そのアシスタントのお姉さんも強烈なファンで「もう100回くらい聞きました!」と熱く語ってたですよ。ラジオで聞いても顔が赤面してるのがわかるくらい。
この曲は昭和49年9月の発売だそうですから私は小五。「へぇ~そんな人がいるんだ」と思ったのですが、調べてみるとこれは郷ひろみとしては初のチャート1位の曲だったんですと。ファンにとっても歌手にとってもすごく意味のある曲なんですね。いま聞いてみると、曲ももちろんいいと思いますが若い女子のハートをキュッとつかむような歌詞と郷ひろみのサビの切ない歌い方がポイントではないかと思います。もちろん曲が良くなければ売れないと思いますが、「これは詞が良かったんだろう」という曲なのはさすが安井かずみ先生です。
ちなみに私が100回くらい聞きたくなったのはキャンディーズの「なみだの季節」で、実際に連続100回は聞かなかったですけど、とにかくアレンジとスーちゃんの歌唱がいいです。ただしあれはあんまり売れなかったなぁ…。