和歌山、大阪両府県で高速道路を走行中の車が発砲された事件で、両府県での発砲を認めた住所不定、無職上園(かみぞの)健司容疑者(25)=覚せい剤取締法違反容疑で逮捕=の逃走車両の中から押収した改造エアガン1丁に殺傷能力があることが大阪府警の調べでわかった。(asahi.com)
事件発生当初、拳銃でなくエアガンだと判明したころから、これは無差別に相手を狙っていることもあり、暴力団の仕業ではなくチンピラやヤンキーの仕業だろうと、しかも、おそらく覚せい剤などドラッグを使用しているヤツではないかと思っていたがやっぱりその通りだった。暴力団同士の抗争であっても、こんなに証拠が残りやすいことを後先考えずにやることはないと思ったからだ。
以前、R150でウィンカーを出さずに時速80kmで直前に割り込んだヤツにクラクションを鳴らしたら次の信号待ちで降りてきてこちらの車のタイヤを蹴飛ばしドアの横でなにやら騒いでいた。みるからに、明らかにラリっている様子だったのでそんなのマトモに相手にしたらそれこそ大変なことになると思って、(ソイツはバカだから私の車の前をふさいで止まることはしなかったので)私は急発進させて逃げた。やはりソイツは追いかけてきたが、そこは私は静岡県内なら“裏道の帝王”なので、まんまと巻いてやった。(でも、車のボディを蹴らずに、キズにならないタイヤを蹴るあたりは妙に冷静なのだが・・)
が、数分後に公衆電話で興奮しながら(仲間でも呼んでいたのか)かけているソイツがいた。私はそーっと横を通り抜けようとしたがどうもヤツは気がついていないようだったのでその横で停車。そのうちこちらに気がついたが相手もいることで電話を切れずにいたので(その辺がどうも滑稽)、私はオープンカーだったし体を乗り出せたので缶コーヒーの空き缶をソイツに投げつけ仕返しを完了し再度逃走!!!!その後追いかけられることはなかったが、ラリっているヤツは突然何をするかわからないし、本人はやっていることを自分で当然わかってないし、ただただ興奮してるので危なくて仕方ない。和歌山の事件でも、特に2回目の発砲は片側1車線の有料道路で前の車が遅くても追い越せず、そこで興奮したんだろうと思う。
それにしても今回の容疑者は暴走族だったとのことで以前から地元では「銀色のアリストには気をつけろ」と、言われていたらしい。やっぱりいわゆるVIP仕様などをはじめとして、妙に若いヤツが高級車を乗り回しているのはだいたいこの手のヤツが多い。で、そのまま年取ってヤンキー仕様の、しかも新車を買えずに中古の高級車に乗っているオッサンもこれまた多い。やっぱり日本では“高級車に乗っている人に本当に高級な人は少ない”というのはこういうヤツが多いからだ。そんなのと一緒にされたくないので私は高級車には乗ろうとも思わない。あ、スポーツカーは別だけどね。セダン系の高級車の中古の乗っているのははヘンなのが多い。
話はちょっと変わるが、たまに、小さい会社の社長だとかの小金持ちで高級車を運転する人がいるが、センチュリー、デボネア、プレジデント、一部のクラウン、同アリスト、同セルシオ、同セドリック、同シーマなどの黒いのはやめたほうがいい。その手の車はいわゆる「ショーファー・ドリブン」の車だからだ。本当のセレブや大会社の重役以上の人からすれば、そういう車を運転する人は“ただの運転手”でオーナーは後席に乗ってふんぞり返るのが本来だからだ。高級なホテルの車寄せへ乗り付けてもボーイは後席のドアを開けようとする。“高級車を運転してても本当に高級な人からは高級だとは見られない”・・のは損でしょ。
わかっている人は同じ車でも紺色にする。紺色ならフォーマルではなく「個人の足」だというのは高級な人なら知っている。ヤンキーが中古の黒いクラウンを運転しててもダメなのよ。喜んでいるのは“高級な”知識のない証拠。
=追記・・というか書き忘れ=
実はかなり以前から護身用にエアガンは欲しかったのだ。身近にサバゲーをやっている人もいて入手は簡単だと思っていたし。ただ、こういう悪用された事件が増えてくると逆に持っているだけで“危ない人”に見られるから・・困ったもんだ。“気違いに刃物”ということもあるんだけど、悪いのは刃物ではなくてそれを使う人次第だということ。アホが増えるとまたいろいろ規制が増えてしまう。やだなぁ・・。