改正容器包装リサイクル法で4月から小売業者にレジ袋などの削減義務が課せられるため、スーパーやコンビニで様々な取り組みが広がっている。
東京都杉並区と中堅スーパー・サミット(本社・同区、首都圏85店)はレジ袋を有料化して削減効果を調べる協定を結び、同区内の成田東店で15日から、1枚5円で販売する実証実験を始めた。(1/16asahi.com)
・・とのこと。環境のためでもあり、これ自体には反対ではないのだが・・
まず1枚5円てのは「高い」と思う。それまで0円だったレジ袋。原価として吸収されてきたものが突然5円にもなるなんておかしい。せめて3円ぐらいが妥当じゃないか?今のところは。
1枚の原価は数十銭じゃないのか?
どさくさにまぎれてレジ袋で儲けようとしてないか?
それと、これはここのスーパーに限ったことじゃないが写真をみてほしい。静岡市ではスーパー側で市に申請し認定されれば、レジ袋がそのまま「燃えるゴミ用」のゴミ袋として出せる。
静岡市では燃えるゴミの収集は週2回。単身者などはそれほど多くゴミははらないはずで、わざわざ大きな市の指定ゴミ袋を買わずに済む。スーパーのレジ袋を有料化してレジ袋を節約できてもマイ・バッグで買い物をしたとしても結局、サイズの大きな市の指定ゴミ袋を買わねばならないので環境や資源の面でメリットがあるかどうかは微妙ではないか?(ただし、自治体にもよる。最初からレジ袋が認定されていないところならばレジ袋有料化はいいことだろう。)
そして、スーパー業界は同調の動きらしいがコンビニ業界は反対しているだそう。ならば小売業日本最大手のセブン・イレブンに問いたい・・
なぜ、それだけ儲けているのに、店舗がある場所の自治体ごとにレジ袋を変えることぐらいできないのだろう?セブン・イレブンのオレンジっぽい袋は静岡市ではそのまま出せない(静岡市では半透明でなければならない)。コンビニ利用客は単身者が多いはず。レジ袋がそのままゴミ袋として出せれば一石二鳥ではないのか?それがその地域では一番環境に寄与するのではないのか?一番売っている会社なんだから、その店舗がある自治体が認定レジ袋をそのまま出していいところだったら、それに対応して半透明のレジ袋を出せばいいんじゃないだろうか?多少コストが上がっても最大手にはそれぐらいの度量の大きさを見せてほしい。
=ちょっと補足=
そういえば今日セブンイレブンへ行った時には白い袋だった。でも、半透明ではなかった。焼却しても有害ガスは出ないとは書いてあったが、もちろん静岡市の認定のモノではなかった。上の文中、「オレンジの袋」と書いたが、「白もある」ということで・・。
それで、 2色あるなら半透明も作れ! ってことも書いておきたい。待ち望む人は案外多いと思う。