静岡新聞夕刊に月に1回掲載されるのがイラストレーターの柳原良平さんのコラム。柳原さんのお名前でピンとこない人には“「トリスおじさんの絵」を書いている人”でおわかりになるだろうか?これでもわかるのは一定以上の年齢の方かもしれない。
12月3日の夕刊に載っていたときのタイトルが「船旅とお酒」。そのコラムの最後にこんなことが書いてあった。
(ここから引用)
“船旅とお酒は相性が良いようで、時刻と場所に応じて飲みものを選んで楽しむことができる。
例えばお昼前には眺めの良い展望ラウンジでちょっと食前酒、ジントニックとか、カンパリソーダ。午後は甲板でデッキチェアの寝そべって、きりりと冷えたビール
を飲みながら刻々と形と色を変える雲と空と海を眺めてすごす。デッキのバーではトロピカルカクテルも作ってくれる。
夕食前は正装してテーブル仲間とバーで落ち合ってドライマティニ
で乾杯。夕食
はワイン。夜はショウを観ながらブランデーかウィスキーの水割り。こんな具合の日々を過ごして航海した。”(引用おわり)
と、こんな風にある。いいなぁ・・
私が最近好きで毎週録画して見ている番組にBS朝日の「世界の船旅」
http://www.bs-asahi.co.jp/funatabi/なのだが、これを見るとこんな贅沢な船旅が数多く見れるのだが、そのほとんどにはおそらく一生かかっても乗れないだろう・・・と、思ったら!アメリカのマイアミあたりから出るカリブ海クルーズで、乗客だけで2~3000人も乗る大型豪華客船なのに、基本3食込み・7泊8日で一番安いクラスで700ドルぐらいからある。今なら円高だから1泊あたり1万円を切る!!
他にもシンガポールを起点にペナン島、プーケットと巡る、「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」も泊あたり1万円を切るので、ひょっとしたら死ぬ前に一度ぐらい乗れるかもしれない。個人的には「乗らずに死ねるか!」と書いておこう。
ただし!注意が必要なのは、これはマイアミからのに乗ったことがあるという近所在住のブライアン(ボストン出身の英語補助教師)に話を聞いたのだが、基本3食は込みとはいうものの(それでも安いが)、お酒類は全て別料金なので、柳原さんのコラムのように過ごして8日間クルーズを終えると後で飲み代にびっくらこくことになる。
船の上ではほとんど現金を使わずルーム#で処理され、さらに支払いはクレジットカードがほとんどなので、現金が減っていないから安いように感じるが翌月のカード請求を見て驚くことになるんだそうだ。
一部の、ホンモノ中の本物の豪華客船には、乗船中の酒代も全て込みというのもある。あるが、それはもともと料金がお高いので私には一生縁がないだろう。せめて「東京湾納涼船」の飲み放題で憂さを晴らす程度だね。チャンチャン