Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

伊勢にいってきました (その4:おわり

2015-04-13 19:44:43 | 乗り物いろいろ(鉄分多し)

 3/25伊勢行きのラストでございますm(__)m

 3/24に近鉄「しまかぜ」に乗って終点賢島まで行ってすぐに折り返して伊勢神宮の外宮・内宮に参拝し伊勢角屋ビールを楽しみ、3/25は四日市にてナローゲージの近鉄内部線・八王子線に乗ったところまで書きました。

 四日市には近鉄湯の山線も出ていますが、時間の関係もあって今回はあきらめ、次の目的へと向かうために近鉄の急行電車に乗って桑名へとやってきました。

『その手はくわなの焼きはまぐり』でお馴染み(笑)の桑名でございます。




桑名で乗り換えです。今回の主目的のうちの一つでもある…




…三岐鉄道の北勢線です。ウィキペディアから引用すると…

 『日本では数少なくなった一般的な営業を行う762mm軌間のナローゲージの鉄道路線の一つである。路線は1914年(大正3年)、大山田(現在の西桑名)- 楚原間14.5kmに軽便鉄道として開業した。戦時統合などによる運営主体の変更を複数回経て近畿日本鉄道(近鉄)の路線となっていたが、累積赤字により近鉄が廃止の意向を打ち出したため、2003年(平成15年)4/1より10年間の約束で地元自治体の支援により三岐鉄道が運営を継承している。』

…ということでこちらも前記事の近鉄内部線・八王子線と共にかわいいナローゲージの路線であります。三岐鉄道に譲渡される前は内部線・八王子線と同じ近鉄だったんですね(^_^)
 日本で現在、不定期で走る保存鉄道などを除き、普通に毎日旅客輸送をしているナローゲージの路線はその内部線・八王子線とこの北勢線の3路線しかありません。今回の旅ではそれを一気に乗り潰そうというのが目的の一つでありました。
 ホントは北勢線だけにしようと思っていたのですが、内部線と八王子線がナローゲージの路線というのを前日初めて知って、慌ててプランを立て直したというのが本音です(^_^;)

 何はともかく乗っていきましょう(^_^)/



4両編成で、駅で降りる際の改札の位置の関係からか、ほとんどのお客さんは後ろの方に座るので、一番前の車両は私を含めて二人だけでした。




あ、失礼、3人でした(^_^;) で、4両編成と言っても中間車両がちょっと小さいくて車両の長さが揃っていないんですよね。このあたりはカーブの大きさとかの事情があるのかもしれませんが調べてありません(^_^;) 乗れればいいんですよ乗れれば(笑)




北勢線は、朝8時台が4本で、朝夕の通勤通学時間帯は1時間に3本、日中は1時間に2本の運行です。つまり、私が行った時間帯では1時間に2本で約30分に1本ということになります。それでも路線は20kmと静鉄のほぼ倍くらいありますので、途中で行き違う列車が何本かあります。単線なので互いに駅に停車して行き違いの待ち合わせとなるので反対方向の列車をゆっくり見るわけになり、なんとなく本数の少なさを感じなくなります。まあ、普段単線には乗らないのであまり感覚がないんでしょうね自分が。




途中にある、お伺いを立てる駅「あのう」であります(笑) この駅、漢字で書くと『穴太』となります。難読駅名のひとつでしょうねぇ(^_^)




北勢線はだいたい員弁川に沿って走っていきます。桑名(北勢線の始発駅は「西桑名」)を出てしばらくすると車窓には田園風景が広がります。




途中の、北勢線のなかでは主要駅になる「東員駅」には留置している電車がありました。




窓越しの撮影で色が良くないですが、小っちゃくてかわいい電車ですよね(^_^)/








だんだんと鈴鹿山脈(かな?)が近くに見えてきます。




これは御在所山あたりでしょうか、そんなに高くない山にも雪が積もっていました。この辺りはやはり静岡とはちょっと気候が違うんでしょうね。琵琶湖を渡って日本海から雪雲が来るところですからねぇ。




“どーも奥さん 大泉洋でございます。 おい!パイ食わねえか!” (←わかるひとはどうでしょうマニアw)




この外人さんは輪行だったようです。脚のばすと反対側の椅子に届きそう(^_^;)




楚原駅でまた行き違い。ワオンのラッピング列車でした(^o^)




(^_^)



 楚原駅を過ぎてしばらく行くと、北勢線で一番有名な撮影スポットに差しかかりました。

楚原駅と麻生田駅(これで“おうだ”と読むこちらも難読駅名)の間のここ、員弁川から分かれた支流の小さな川を渡るところですが、この橋が古いコンクリートの3連のめがね橋になっていて、ここで撮る写真が北勢線で一番目にするものだと思います。




ここからは鉄道写真家の中井精也さんもNHKの「てつたび」でも、他のカメラ番組でもここから撮影しているのを見たことがあります。この直後の…




…この神社の前が北勢線で一番きついカーブがあるところでここも有名撮影スポットです。小さなナローゲージでもきついカーブなので相当小さいんでしょうね。国道421号線が員弁川を渡る三笠橋の近くになります。




そして終点阿下喜駅に到着しました。すぐ次の列車で折り返すのでそそくさと撮影。ホントはゆっくり周辺も見たいんですけどね(^_^;)




発車までの間に撮影します。ナローゲージ線路の終点とかいいですね(^_^)




真正面から。




車体は小さいですが架線の高さは、踏切で道路と交差することもあって一定の高さが必要。なのでパンタグラフが高くなります。




そういえばこの日は寒波が入ってすごく寒かったんですよね。風も強くて大変でした。浮かんだ雲はいい感じに見えますけど(^_^;)




隣に古い車両が保存展示してありました。




しゃがんで撮影すると普通の大きさに見えますが…




立って自分の目線の高さから平行に撮るとこんな感じ。幅も高さもかなり小さいです。




空と雲を入れてこんな感じで(^_^)/




こちらも撮っておきましょう。




こういう感じの電車好きです。新車両も外観はこんな感じで中身は新しい…というものにすればいいのになぁ。




大きなライトがかわいいですねヽ(^。^)ノ




車内にはこんなもので出っ張っています。車体が小さく車輪も小さく床下が低いので、制御機器とかはこの中に入れてあるんでしょうか?




往路でさえガラガラでしたから、平日の昼下がりに阿下喜から乗る人なんか数がしれてます。乗客は1家族とあと数人だけでした。




近鉄内部・八王子線と同じ軌間762mmですが、こちらは運転士はちゃんと左寄りに座ります。



そしてまた西桑名駅に戻ってきました。お隣桑名駅からは養老鉄道が大垣まで通じています。今度はこちらにも乗りたいですね。




また近鉄で名古屋まで行こうかと思っていましたが、ちょうどこの「快速みえ」がすぐ来ることと、桑名から名古屋まではJRの方が運賃が安いこと、快速みえはもう名古屋までどこにも停車しないことがわかってこちらに乗りました…が、この快速みえはまず桑名までの到着が5分ほど遅れ、さらに発車してから名古屋までの途中で二度、運転停止があってまた遅れました。う~ん、ちょっとJRのイメージが下がりましたねぇ(>_<)



 名古屋に着いたら駅から歩いても行ける「Yマーケットブルーイング」へ。仕上げはやっぱりクラフトビールですヽ(^。^)ノ ベアードビールのコジマさんに教えていただいた、まだ開設から1年くらいの新しいブルワリーです。以前からあった古本屋を兼ねたクラフトビアバーの「グリルマンバーガー」さんと同系列だそうですよ。

最初はこのハイビスカス・アビィをいただきました。








一緒に注文したこのケサディージャがとても美味しかったヽ(^。^)ノ




この日のビールメニューはこんな感じ。




ここではこのように3種の試飲セットが頼めます。試飲セットとはいえ、1つが145mlあり、3つ飲めば結構量があります。普通はもっと小さいのでこれはなかなかいいと思いました。ま、お値段は¥1200.-ですが。




もうひとつ、「名古屋コーチンのレバーパテ」も注文。これもとても美味しかったですヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ




試飲セットももうひとつ。IPA3種で頼みました。飲み比べも楽しいです(^_^)/



 ここまで頂いて店を出て、帰りは名古屋駅の高島屋でクラブハリエのバームクーヘンをお土産でいっぱい買って新幹線で静岡まで戻りました。

新幹線を降りたらホームで黄色い歓声が上がっていました。あとからツイッターで訊いたところ、EXILEのメンバーが静岡ローカルの番組に出演して東京へ帰るところだったそうです。ま、オレはいいや。




清水まで戻って〆はやっぱりベアードビールです(名古屋では仕上げと書いたが〆とは書いてない(笑))。桜えびの塩やきそばと共に頂いて旅は終了しました(^_^)



 これで4回に分けて書いた伊勢の旅も終了。お伊勢参りと美味しいビールを味わいました。そして往路で乗った「しまかぜ」にはまた是非乗りたいと思いました。みなさんも機会あったら乗ってみてくださいねオススメですよヽ(^。^)ノ

コメント
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