ついでに雷雲の様子を確認したらこれまた強い雷雲がすぐ近くまでやってきている!………ということで、PCとモデムの電源を切り、コンセントを抜き、電話のモジュラージャックも抜き、携帯からアップしてます。明け方まで荒れそうですね。
雷雲が去ったら記事を書こうと思ってますが、その頃には何を書きたかったか忘れてしまいそうです。ダミだこりゃ………………
これはですね、清水区民、いや旧清水市民としてちょっと頭にきたのでとりあげます。
今朝の日刊スポーツのW杯特集記事「ロード to ドイツ」からです。G大阪の加地が北海道・本州・四国・九州の4島以外の離島出身者から初のW杯代表となったことを大きく書いています。主に出身地淡路島での盛り上がりぶりが書かれていますが、その左上に・・
“静岡上回る16万分の1”
・・・小見出しがついていました。なんのこっちゃ?とよくよく見れば・・・↓にその全文を載せましょう。太字は私が字を太く強調したものです。
DF加地を輩出した淡路島は、4大島(北海道・本州・四国・九州)以外で初めてW杯日本代表選手を送り出した島となった。人口100万人を超える沖縄などを尻目に、16万人の人口で代表を生んだ。16万人で1人という「効率」は非常に高く、本州の「178万人に1人」を10倍以上も上回る。ちなみにサッカー王国の静岡は人口約380万人で、3大会延べ19人(実質13人)のW杯代表を生んでおり「20万人に1人」という計算になる淡路島はそれも上回る。ちなみに加地以外にも大宮DF波戸、東京VのMF松浦、徳島DF谷地、元C大阪FW興津らのJリーガーを輩出している。
この記事を書いた記者はアホか?淡路島がいい選手を輩出することには異論はないし、加地がダメとかを言いたいのではない。でも、いくら自分が書く記事を大げさにしたいからと言って、静岡県と淡路島とを直接比較してどうすんの?
この記事にはご丁寧に過去2大会(フランス・日韓)と今回(ドイツ)のW杯出場全選手の出身県ごとに選手名をまとめた地図が示されている。(ロ比須と三都州はブラジルってことで・・)
そこを見れば一目瞭然。兵庫県は加地と明神の2人だけ。兵庫は「558万人に2人」、つまり「279万人に1人」しか輩出していない。記事にあるように静岡県では「20万人に1人」である。記事にするなら県同士で比較するのが正当だろう。
そして、兵庫県からは前述の2人だけだが、静岡県からは13人(川口能活、相馬直樹、斉藤俊秀、服部年宏、名波浩、平野孝、伊東輝悦、小野伸二、中山雅史、市川大祐、西沢明訓、田中誠、高原直泰)が出ている。ぜんぜん違うじゃん。
さらに、ここが一番肝心なのは、静岡市清水区からは出身者だけでも、相馬、斉藤、服部、平野、伊東、市川、西沢、田中と8人も出ている。そして人口は約24万人なので・・・「3万人に1人」のW杯戦士を輩出しているのだ。淡路島の5.3倍もの「効率」なのだ。何が「上回る」なのか??。ぜんぜん低いじゃん。
ついでに書けば残り5人のうち4人は清水の高校でサッカーをして卒業したのだ。(能活は富士市、名波は藤枝市、小野は沼津市出身だが清商、高原は三島市出身だが清水東高) 清水を全く経由していないのはゴン中山だけ。
書いた新聞記者はそれをおそらく知ってて外したのだろう。清水の数字を出したら記事の説得力はなくなるからだ。でも、やはり偏向していると言わざるを得ないだろう。サッカー王国清水区民として抗議しておきたい!プンプン!!
ちなみにその記事にある前述の地図をみても、静岡県以外の県でW杯へ選手を輩出したのは最大でも3人(神奈川、大阪)。広い北海道でも城ひとり、人が多い東京でも2人だけ(戸田、坪井)。いかに静岡、そして清水が凄いかがわかるし、不公平な数字を較べて「静岡を上回る」などと書く記者の見識は疑われる。
テレビなどマスコミが先行してやたらと盛り上げようとしている感じがして、見ているこっちがちょっと引いてしまうような気がしないでもないですが、とりあえず決定というか“運命の”23人が確定しました。ワールドカップへ出る出ないがどうして“運命”なのかは、現役時代より引退してからの「肩書き」が大きく異なり、「W杯へ行った」というだけでとりあえずサッカー指導者として生き残れる可能性は大なのだから、やはり「行く、行かない」の差は後の人生にとって大きいでしょう。
さて、地元徹底びいきの“Fit in fits"的視点からこの23人を見てみましょう。 まず・・
1、旧清水市出身者・・は、田中誠ただ一人。サッカー王国清水としてはちと寂しいですねぇ。まぁ世代から考えても、少年サッカーの広がりを既に見せている世代が今回の代表なので一部の地域出身者が多くなるということは今後もあまりないでしょうけど、前回2002日韓W杯代表でも(生まれが)清水出身者が、服部・市川・西沢と3人いたわけですからね。やはり・・ねぇ・・。
ちなみに、田中誠はお笑いのアンタッチャブル柴田と中学の同期ですね(清水ニ中)。柴田は小学生のときはサッカーをやっていて、めちゃくちゃ足が速かったようですが、中学では野球部だったようです。
2、では、清水の高校を卒業した選手は・・というと、これは能活・田中・小野・高原の4人。これは今回、「静岡県出身者」とくくっても同じ4人になります。清水東高の高原を除くと残りは私の母校・清商の出身者が3人が選出されています。自分の母校から3人でてりゃ「出身者が少ない」とかいうのは贅沢なんでしょうか。面白いのはこれまでずっと県中西部に較べ遅れていたような気がする県東部の出身者が多い、というかほとんどってことですね。能活は富士市、小野は沼津市、高原は三島市出身なので今回は県東部では盛り上がるでしょうね。パブリック・ビューイングでもやればいいのに・・。
これまたちなみに、前回は清水の高校出身者だと・・・能活・服部・森島・小野・市川・西沢と6人でした。(市川は所属チームは清水ユースで清水工高ではない)やはり減っている・・。前回の「静岡県出身者」は、能活・服部・森島・小野・市川・西沢・中山の7人です。
3、これに、県内出身でないもののエスパルス・ジュビロに所属する選手を含めると静岡新聞などが言う「静岡県関係」選手ということになります。今回は上記の4人プラス福西で5人。で、前回は能活・服部・森岡・森島・アレックス(当時)・戸田(当時)・小野・市川・西沢・中山の計10人!! 23人中10人が静岡県関係だったのか!!
そして、クラブで考えると県内はジュビロから3人だけ。エスパルスに日本代表はいません。前回は4人もいたのに・・。でも、、ジェジンがいますから (^o^)丿
地元的にはちょっと寂しくなった日本“ドイツW杯出場”代表ですが、47都道府県もあることを考えると県内出身だけで4人いて、地元清水からも1人いるだけでも贅沢かもしれません。ただ、前回も今回も旧静岡市出身者がいないんだけど・・。
=追記=
4年後は清水エスパルスから藤本・枝村・兵働・杉山・矢島の5人を代表へ送り込んでやる!
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元ユーザー、しかもオープンカー、さらにそれを11年も乗った者としてはちょっと寂しいニュースが入ってきました。ただ、オペルの日本市場撤退は、やはりというか、ある程度予想できたことでもあるので仕方ないかとも思います。
上のニュース記事にあるように、オペルの本格的輸入はヤナセとVW本社とのケンカ(!?)から始まりました。当時、ヤナセではVWゴルフⅢを売っていましたが、突如売らなくなることになり、ゴルフⅡに乗っていた私はⅢがヤナセで買えなくなったので困ったのを覚えています。当時のオペルは一部のスペシャリティなモデルを除き、いや、それも含めスタイリングが日本の車そっくりで、「こんなんじゃ外車を買う意味がないじゃん」と思えるぐらいでした。私が買ったのはアストラのカブリオでしたが、オープンカーなく普通のタイプだったら絶対に買わない類のスタイルでした。
アストラもベクトラも、ヴィータはちょっとカワイイ車だったけど、やはりどうみても「日本のファミリーカーっぽい」スタイルでした。そのわりには外車なので価格は、スタイルが同じような国産車と較べればそれなりに高く、装備は少なく、「あれじゃやっぱり売れないわなぁ・・」というのが正直な印象でした。その時代が長かったので、最初はVWからオペルに移ったヤナセの顧客も、そのうちベンツのCクラスが安くなったこと、トヨタ系でVWを扱っていたことなどでだんだんと離れていったように見えました。
アストラの現行モデルぐらいから、やっと「オリジナリティが高く、でもスッキリしてちょっと未来的」なとてもいいスタイルになってきていたので、ここでの撤退は残念ですね。そして、アストラ・カブリオという4人乗りのオープンカーが日本市場の正規ディーラーから買うことができなくなることが寂しいですね。
もうちょっと新しいモデルで押せばよかったのになぁ・・