生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

よい社会か、悪い社会か?

2020-10-28 | 社会・法律・労働

twitterで「馬鹿しか繁殖しない時代」という
過激なハッシュタグがあるけれど、
言い方を変えると、
「馬鹿にでもならなきゃ子どもなんて作れない時代」なのだろう。

若者の死因の1位が自殺だ。

『人生』の難易度がすさまじ過ぎて、
「異常な心理」にでもならなければ、とてもじゃないが、
こんな世界に吾子を生み出そうなんて思えぬ。

私の尊敬する女性(Aさん)でもいる。
すごい才能を持ちながらも、発達障害があるために、
「遺伝して成績不振や就職難など辛い
辛い思いをさせてしまう可能性があるから、
誰とも付き合わないし、結婚はしない。子どもは作らない」
という主義を貫いている人が……。とても美人であるのに。

よい社会か、悪い社会か、は、
どんな人が上へと上がっていき、どんな人がトップに立てるか、
で推し量ることができよう。

個人的には、
Aさんのような人が、世界のトップになるような社会を希望する。

現状で経済的に、或は権力的にトップにいる人間は、
尊敬できないし、むしろみっともない
という感じさえする……。

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財源は消費税じゃなくて〇〇にしたらどうだろう

2020-10-25 | 社会・法律・労働

何回かこのブログでも言ったことがありますが、
現在の「年金」という制度は、明らかにオワコンだろう。

若い人が高齢者を養う、という構図を
きれいさっぱり捨て去ってしまったほうがよい。

では財源はどうするか、となったときに、
政治家殿は消費税増税に目をつけたわけだが、
私は「罰金」を財源にするべきだと思う。

歩きタバコ、歩きスマホ、ポイ捨て、
公共の場での酔っ払いの嘔吐(脳卒中などの急病は除く)、
労基法違反、違法職質……

そういったものの罰金を大幅に上げたうえ、
100%取り締まることを目指せば、
数十兆、数百兆なんていうお金は、瞬く間に集まるのではないか。

取り締まる人が足りなければ、
AIや防犯カメラを駆使すればよい

上に挙げた違法行為は、いずれも故意もしくは重過失で、
単なるケアレスミスとも違うから、情状酌量の余地はない

なぜ政治家は、これに目を付けないのだろうか?

1.デメリットがあって実現できない。
2.気づかないフリをしている(政治家自身が違反している、とか)
3.本当に気づいていない

どれだろう?……


日本人は、人の目を気にし、
人を監視するのが大好きな民族だから、
その「正義マン根性」「チクリ魔根性」を生かせると思うのだが。

「明るい北朝鮮」と揶揄されるシンガポールみたいになる?
でも、明らかな悪人からお金がどんどんなくなり、
善良な市民に還元されるのは、さほど理不尽とは思えない。

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「みんな辛いんだよ」は殺人、「生きているだけでいいんだよ」は詐欺?

2020-10-12 | 社会・法律・労働

女性の自殺が急増しているという。

原因の1つとして、「人の話を聞かない風潮」
あるのではないかと思う。
複数の書籍で「女性は話を聞いてもらうことで幸福感を覚える」
と読んだし。

「話を聞かない」といっても、無視するわけではない。
たとえば、Aさんが「仕事が辛い……」
と相談してきたときに、最悪の返答してしまうことなども含む。

その最悪の返答とは
「みんな辛いんだよ」と「もっと辛い人もいるんだよ」
である。

この返答には、Aさんの気持ちは完全なまでに切り捨てられている。
いつのまにか、主体が「みんな」や「もっと辛い人」に
入れ替わっており、
「あんたなんか知るか」とAさんを無視するという、
酷薄なメッセージを伝えるだけになってしまっていることに気づく。

そもそもだけれど、
「みんなが辛い社会」って存在価値なんかあるのかね?
そんな社会、潔く吹っ飛ばして
ゼロから作り直したほうがマシじゃない?

もう1つは、「生きていくことの難易度が恐ろしく高い」こと。

「生きているだけでいいんだよ」という気休めがあるが、
これは詐欺もいいところ。

フツーのことを無難にこなすのは当たり前、
ときにはエスパー並みの読心術や
超人並みのド根性が要求される。
それをこなさないと「生きていけない」のだ……。

言葉の綾などではなく、
本当に「(犯罪や倫理に反することをしない限り)
「生きているだけでいいんだよ」と言ってあげられる社会にするべきだ。

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ジェネラリスト原理主義の恐怖

2020-09-26 | 社会・法律・労働

この国では、ェネラリストを求め過ぎる。

たとえば、今この日本で、アインシュタインのような
「理数系は天才だけど、アルファベットの読み書きは怪しい」
鬼才が現れたとしても、無能のレッテルを貼られて
干されてしまうことは想像に難くない。


この前こんな話題があった。
知的障害があり、お金の計算ができずに、
自治会の仕事を辞退するのが認められず、自殺に追い込まれたという。

以下、twitterからの引用だが、この国の病理を的確に言い表していると思う。

この国ではたとえ障害者でも、『特別扱いしない』し『容赦しない』し『できない事を許さない』。できないなら『できる様になるまでまで決して逃さない』。できる様にならなければ『容赦なく皆の前で恥をかかせて』ボコボコに『晒し首』にする。そしてときに命まで取る。

そう、「最低限のことをできない」のは、死をもって償うほどの
大罪とされている恐ろしい文化なのだ。


葛飾北斎のような「整理整頓」という概念がすっぽり抜け落ちた天才、
野口英世のような金銭感覚がハチャメチャな天才、
アルキメデスのように、法則発見の興奮のあまり全裸で町を走り回った奇才……
現代日本が、こういった方々に居場所を与えるほどの器があるとは思えない。

※葛飾祖北斎は、掃除という概念もなく、
家が汚れたり散らかったりするたびに、引っ越していたという。

この国で「博士」の扱いがひどいのも根っこは繋がった問題だろう。
『スペシャリストよりも最低限のことを無難に
こなしてくれる人が欲しい』……どこの企業
もこのように価値観を画一化させることで、
日本はどんどんつまらなくなっていく。


「最低限のことを無難にこなす」なんて、
AIに任せてしまえばいいじゃん?
人間が努力してまで身につけるスキルではあるまい。

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緊急事態宣言解除と背後で蠢く問題

2020-05-25 | 社会・法律・労働

まもなく緊急事態宣言が解除になる。

明るいニュースと思いきや、
「#出勤再開うつ」がtwitterでのトレンドに。

私もこの前RTしたが、こんなツイートも気になっている。 

そう、「コロナ不況」よりも「出勤そのもの」が
多くの人を自殺に追いやっていたことがわかりつつあるのだ。
実際、月曜日の朝に「人身事故」は多い。


私が教員として懸念していることは、
緊急事態宣言後に生徒・児童の自殺が増えること。

状況は、長期休暇明けの9月1日と似ているからだ。
毎年9月1日は、子どもの自殺が最も多くなる。


「出勤」「登校」の何がそんなにストレスなのか、考えてみた。
おそらく満員電車・人間関係という「密」に曝されることだろう。

ヒトという動物は、本能的に3密で尋常ならぬ
ストレスを感じるのだ。
満員電車中の人の臓器を調べたら、
ストレスでほぼ全員が「余命1年」の
グチャグチャ状態になっているのではないだろうか。

ヒトに最も近い霊長類であるチンパンジーも
「密」が苦手なことが知られる。
もしチンパンジーを満員電車のような空間に閉じ込めたら、
殺し合い・共喰いの阿鼻地獄と化し、一頭しか残らない……。


人口爆発で地球人口が異常に増えたため、
人間社会は「集団生活ありき」で語られるようになってしまった。

でも人間社会に「出勤」は必要か?
国を越えて、人口爆発を解決することを考えるべきではないか?
そんな根本的な議論をしてもよいと思う。


ストレス解消法ばかりにクローズアップされがちだが、
そもそも、変なストレスを感じない社会をつくる方法を研究していくべきだ。

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「#検察庁法改正案に抗議します」からの考察

2020-05-11 | 社会・法律・労働

「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが
500万件を越えたという。

そして、ある若手女性歌手が、
同意する発言をしたことが話題になっている。
これはいかがなものか。

ツイッターでも話題になっていたけれど、
「政治的発言をしたことが問題視される」のは
恐ろしいことではないか。
言論の自由、思想の自由の剥奪になってしまう。


ということで、私もここで政治的発言をしてしまおう。

もうバレてると思うからはっきり言うが、
私はAB首相が嫌いである。

主な理由は以下である。

・弱い立場の人をバカにしたり無視したりする。
・反対意見はなかったことにしてしまう。
・「国民の声」を聞く気なんてさらさらない。
・賛成意見だけ聞いて「国民の声」を聞いた気になっている。
・「サイコパス?」と思う面がときどき顔を出す
・「ドサクサ紛れの火事場泥棒」の常習犯でとにかく卑怯過ぎる。


(他の国は知らないが)この国では、
たとえ超絶ブラック企業であることが知れ渡っても、
みんなの役に立つ会社は生き残ってしまう。
コンビニ大手のあそことか……。

同じように、人間性がクソ未満であっても、
うわべだけでもまともな(ように感じさせることができる)
政治をすれば、首相として生き残ってしまうのがいと悲し。

「ABはダメだけど代わりガー」という意見も多いが、
たとえば家が火事になったら、引っ越し先を見つける前に
とりあえず家から逃げるだろう。
「引っ越し先が思いつかないから、燃えている家に残る」
なんて選択をする人はまずいないだろうに……。

マスコミも、ABを叩くときには思いっきり手加減しているように感じる。
311のときには菅直人さんを
ケッチョンケッチョンのグッチョングッチョンに叩いたくせに……。

あとは、国民の84%が「ABは嫌い」と回答しているのに
支持率が下がらないところが忌々しい。
まるで便器にこびりついて、
流しても流しても流れない雲古💩のごとくしぶとい。

かといって、野党に身をゆだねるのも危険だから、
せいぜいねじれ国会にでもなって欲しい。
あるいは、昔の自民党政権みたいに
首相をころころ変えるとか……。

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卑劣な「煽り運転」に遭ったら……

2019-08-20 | 社会・法律・労働

「煽り運転」が再び話題になっている。

23区内では煽られることはほぼないけれど、
田舎に行くと、ときおり煽り野郎に遭遇する。

某県のド田舎で、ダンプカーの集団に煽られたことがあるし、
別のド田舎の国道では、「成金のかっぺ」と思われる外車に
蛇行運転&幅寄せを喰らった(いずれも15年以上前)。

運転者が若かったり、女性であったり、若葉マークをつけていたりすると、
煽られる確率が高くなるようだ。


免許取り立てで「関わりたくなければ先に行かせる」
という基本中の基本を知らない頃は、
迂闊にも、煽られるがまま加速してしまったこともあった。

だがこれは相手の思うつぼ。
40キロ規制の道路で90キロまで上げても、
煽り野郎は、真後ろにぴたっと張り付いてくる。

冷静に考えれば当然である。

先頭を走るより、
後ろについて走るほうがはるかに楽なのだから。
仮に200キロまで上げても、
敵は執拗に纏わりついてくることだろう。


煽り方にもいろいろある。軽いものから悪質なものへと挙げていくと……。
・右ウインカーを出し続ける
・パッシングする。
・車間距離をピタッと詰める
・クラクションを鳴らす
・蛇行運転をする。
・割込み、幅寄せする
…………
初めの2つ以外は、もはや犯罪以外のなにものでもない。

相手にしたくなければ先に行かせてしまうのが得策だし、
「ドライブレコーダー搭載」のステッカーを貼るのもよい。

反対にぜ~~~ったいに避けるべきことは、
・煽られるがまま加速する。
・(相手が下りてきたとき)窓やドアをあける
である。

車は強化ガラスなので、たとえ格闘家レベルの相手であっても、
素手でガラスを割ることはまずできないので安心してよい。



なお、ちょいとでも「世の中にボランティア」したいと思ったら、
ナンバーを控えたうえで、即座に110番するのもよかろう。

さらに「ボランティア」をがんばるのであれば、
相手を刑事告訴するとよい(暴行罪、脅迫罪など)。

告訴状は警察に提出するのであるが、
警察はつべこべ言って、告訴を受理したがらない。

以下を参考に進めてほしい。

※参考サイト
★【警察は告訴を受け付けたくない?!】
弁護士が持って行っても突き返されることも・・・
https://www.ichifuna-law.com/8967/

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生きるだけで面倒くさい社会

2019-02-20 | 社会・法律・労働

いったいどうなっているんだ……。
この社会は、どうしてこんなに面倒くさいのだろうふらふら

入院しようとしている人や介護保険を使おうとしてる人が、、
過労死しそうなくらい、手続きに追われてるのを目にする。

クソ面倒な書類が五月雨式に届き、
あちこち出掛けて、いろいろな人に会うことを求められる……。
あんなんじゃ、健康な人でも病気になっちまいそうだげっそり

病気の高齢者などでは、
電車に乗って誰かに会いに行くだけでもかなりの負担だろう。
「入院」とは何なのかわかっているのか。

なお、私自身も確定申告等をきちんとこなせた経験がなく、
毎年かなりの額を損していると思う。
(あまりの煩雑さと面倒くささに、力尽きてしまう)



まあ、ブラック経営者や違法職質をする警官を懲らしめるのに、
「手続き地獄」を見せるのはありだと思うが、
ただ生まれてきただけで、何も悪いことをしてない人が
なぜあんな地獄につきあわにゃならんのだexclamation ×2

「一億総活躍」とかどうでもいいから、
「生きるだけで面倒くさい社会」を早急になんとかするべきだろう。


解決案として、一つ考えていることがある。
「理想的な人格を持つAIぴかぴか(新しい)を作り、そのAIにサクサクと
独断と偏見で判断させるのだ。
「手続きと違うけど、ま、私(AI)がいいって言うんだからいいよ」
みたいな感じで。

正義感、慈悲、平等など多面的に見て、
「理想の人格」を割り出し、それをプログラミングする。
なかなかおもしろくないだろうか。

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善いわがままと悪いわがまま~社会に貢献なんてしなくていい2

2019-01-23 | 社会・法律・労働

成人式では「社会に貢献できる大人になりたいぴかぴか(新しい)
という志をよく耳にする。

立派なようだが、以下コラムの最後の方で書いたとおり、
一抹の不安を感じないでもない。

★働き方改革より大切なモノ。すべてのブラック企業を「ホワイト化」!
コミュ力を無限大にする秘伝の技術・前編
https://www.el-aura.com/kaneko20180424/

また、こんなブログも昔、書いた。

★社会に貢献なんてしなくていい
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/af2ddc89618a024f6bd4f1e01b2ecbdf



大人になって、この社会がクソ過ぎることに気づいて、
「意地でも社会には貢献なんかせん!」
と思うほうがむしろ健全な気さえ、個人的にはしてしまうウッシッシ


むろん、社会のおかげでいままで生きて来られたのだから、
社会に感謝すべき、という意見もあるだろう。

たしかに、食べもの(動植物)や生態系サービスに対して
そのように感謝するのはすごく好感が持てる。
親に感謝、誰かに感謝、ペットや虫に感謝……も素敵だ。

だが、「社会に」感謝するというのがどうもぞっとしないのだ。



「社会」が、ヒトの生きる権利を保障するのは当たり前以前の問題。
それでドヤ顔するべきではない。

今の物価のまま、国民の平均年収が
一億円を超えるような社会にでもなったら、
「社会」とやらに少しは感謝してもいいかもしれぬ(笑)

個(他の動物、植物なども含む)にはとことん優しくなるべきだが、
社会に対しては、小姑も真っ青な、厳しい目を向けていい。

そうしないと、社会は進歩していかない。
ひいては人類が進化しない。

文明を築くために犠牲を強いた他の生物に対しても、
この程度の社会しか作れないのでは、見せる顔がない。


若者は、必ずしも社会に貢献しなくてもいいかたつむり
利用できるだけ利用して、
甘い汁を吸う、くらいの気持ちでもいいんだよ。


私は、善いわがままと悪いわがままがあると思ってる。

食べ物の好き嫌い、お古は嫌だ、というのは悪いわがまま、
満員電車は嫌、ブラック企業は嫌い、というのは善いわがままだ。


自然や地球、お世話になった個人には徹底的に謙虚に、
「社会」にはわがまま放題でいいと思う。
もし「素敵な社会だ」と心の底から思えたとき、社会に貢献すればいい。

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NGT48山口真帆さんの事件で思ったこと

2019-01-16 | 社会・法律・労働

先日twitterでも、こんなツイートをした。


『個人的に、NGT48山口さんは偉いと思う。
事なかれ主義が横行するこの社会で、
自らが傷つくことを覚悟し、真実を告発しようとしたのだから。
「泣き寝入り」ってある意味、自己中心的な行為ではないか。
おおごとになって自分が傷つくのを恐れるあまり、
次の犠牲者が出る可能性を放置する行為だからね。』


語弊があるかもしれませんが、、
『臆病・小心=自己中心性・自己愛の肥大』ではないだろうか。
自分が傷つくのを過度に恐れるということは、
自分が可愛くて仕方がないからだと考えられるからだ。

そんな自己中心性と対極にあるのが、
山口真帆さんの勇気ある行動だと思うのだぴかぴか(新しい)


例えば自分が理不尽な目に遭ったとき、あるいは理不尽を目撃したとき、
自己愛に打ち勝って、真実を白日に晒すのが勇気ある行動だ。
泣き寝入りしたら、自らも傷ついたままだし、
新たに傷つけられる人が出る可能性がある。

もちろん、
心が弱ったときに「勇気ある行動」を強いるのは酷である。
勇気ある行動をとれないのが普通、当たり前。
勇気を出せたら特別にすばらしい、ということだ王冠



そういえば、某芸能人Mが
「パワハラに負けるな」という意味を込めて「死んだら負け」
と発現して炎上した件があった。

命はなくしたけれど、社会に大きな影響を与え、
日本が大きく変わるきっかけを作った人もいるから、
けっして「死んだら負け」とは思わない。
(まして「辞めたら負け」「逃げたら負け」なんて愚の骨頂だ)

私は、「会社を辞めるのを怖いと思うようになったら負け」だと思う。
逃げることも会社に歯向かうこともできなくなり、
運悪く変な上司や経営者に当たったら、人生詰むのが必須だからである。

やはり臆病・肥大した自己愛を捨てない限り、
人は幸せになれないのかもしれない、最近そんなことを思う。

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