2024年現在の生物学では、ウイルスは生物ではないとしている。
・細胞膜をもつ
・自力で生殖能力を持つ
・DNAとRNAをもつ
↑これらの条件を満たしていないからである。
ではウイルスとは何なのか?
なんともはがゆい言い方ではあるが、
「生物と非生物の中間的な存在」というのが定義なのだ……。
ふと、「ウイルスって地球に何種類くらい存在するのだろう?」
という疑問が湧いた。
素朴な疑問ではあるが、意外に回答を聞いたことがない。
とりあえずGoogle先生に聞いてみても
なかなか明確な回答が得られない。
定義などのややこしい問題もあり、
よくわかっていないのではないか?
代わりにわかった情報は、人体には約380兆個のウイルスが
生息(?)しているということだ。
もちろん、ほとんどのウイルスは特に悪さをしないが、
体調を崩すと悪玉化したりもする。
また人体に感染することで、細胞内にある種のDNAを残して、
生物的な進化に繋がる可能性も秘めている。
ウイルスには、エンベロープと呼ばれる、
脂質性のカプセルを持っているものと、
エンベロープを持たず、カプシドというタンパク質の殻
のみでできているものに大きく二分される。
エンベロープを持つもの(コロナウイルス、インフルエンザウイルスなど)
は、アルコールや除菌剤に弱く、エタノールで駆除できるが、
ノンエンベロープのもの(ノロウイルスやアデノウイルスなど)は
エタノールなどが効かず、駆除が難しい。
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