小さな書店で衝動買いしたこの本。
労働問題に興味はあれど、系統的に学んだことはなく、
バラバラだった知識を統合してくれるような
非常によい一冊でした。
特にはっとさせられたのが
「老後に2000万円必要」という問題について。
仮にこれが本当だったとしても恐れるに値しない。
というのは、老後も年収200万円を10年続ければ
2000万円になってしまうから。
夫婦なら4000万になるし、20年間夫婦で続ければ
8000万円にもなる。
意外に余裕に思えてこないだろうか。
唯一のハードルが「雇われずに年収200万円以上」
のポジションをゲットすることだ。
日本には依然として、
年齢至上主義というクソみたいな宗教観があるから、
70や80になってから雇用されるのはやや難しい。
でも今の時代、別に雇われる必要なんてないではないか。
執筆(Web含む)や士業のような古典的自由業でもいいし、
ココナラもyoutuberもあるし、クラウドソーシングもある。
年収200万円以上なら「死んでも無理」ではないはずだ。
老後の第二の人生に向けて、
好きなこと・得意なことを見つけ掴んでおくことが大切だろう。
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