先日、実家の狭い庭に何かの粉が散布されていた。
地面や下草が、雪化粧したように白くなっている。
ミステリーでよくあるシーン……一瞬そう思った
だが、
思い起こせば、その付近にはアリの巣があり、
アリが辺りを歩き回ってたのを思い出した
生物を毛嫌いしている、近所のある人にとっては
それが我慢ならなかったのだろう。
だが、うちは農薬はいらんです
アリが千や二千、歩いてようが困ることはない。
農薬撒くなら金を撒いてくれ~
この事件だけでなく、
屋根にスズメが巣をかければ、
即座にすきまをぴったりと埋める修理したり、
クモが巣を張れば、狂ったようにキンチョールを噴霧したり……
そんな場面を、何回か見かけてきた。
クモが人に害を与えることはないし、
むしろ草木が弱ったり、毒薬が人の口に入るリスクの方が怖い
※カバキコマチグモやセアカゴケグモなど、
多少注意を要する種もいるにはいるが、
日常生活でナーバスになる必要はないであろう。
この出来事が殊更悲しく感じたのには、
以下のような理由もある。
さらに数日前だが感動的な弁論を拝読した
相互リンクさせていただいてるサイトの管理人さんで、
虫(特にガ)が大好きな中学生が書かれたものである。
『晶子のお庭は虫づくし』より
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/1915/hon/smallfaity.html
この論文を拝読して、
農薬は恐ろしい、農薬をなくす研究が進むといいですね、
というお話をした矢先だったのだ
でも、リンクした弁論のような考えをする方も
確実に存在することほどうれしいこともない。
生物の研究軸も、
「農薬の開発」から「環境づくり」へと移りゆく時代に
いよいよ突入するときが来たのかもしれない。
地面や下草が、雪化粧したように白くなっている。
ミステリーでよくあるシーン……一瞬そう思った
だが、
思い起こせば、その付近にはアリの巣があり、
アリが辺りを歩き回ってたのを思い出した
生物を毛嫌いしている、近所のある人にとっては
それが我慢ならなかったのだろう。
だが、うちは農薬はいらんです
アリが千や二千、歩いてようが困ることはない。
農薬撒くなら金を撒いてくれ~
この事件だけでなく、
屋根にスズメが巣をかければ、
即座にすきまをぴったりと埋める修理したり、
クモが巣を張れば、狂ったようにキンチョールを噴霧したり……
そんな場面を、何回か見かけてきた。
クモが人に害を与えることはないし、
むしろ草木が弱ったり、毒薬が人の口に入るリスクの方が怖い
※カバキコマチグモやセアカゴケグモなど、
多少注意を要する種もいるにはいるが、
日常生活でナーバスになる必要はないであろう。
この出来事が殊更悲しく感じたのには、
以下のような理由もある。
さらに数日前だが感動的な弁論を拝読した
相互リンクさせていただいてるサイトの管理人さんで、
虫(特にガ)が大好きな中学生が書かれたものである。
『晶子のお庭は虫づくし』より
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/1915/hon/smallfaity.html
この論文を拝読して、
農薬は恐ろしい、農薬をなくす研究が進むといいですね、
というお話をした矢先だったのだ
でも、リンクした弁論のような考えをする方も
確実に存在することほどうれしいこともない。
生物の研究軸も、
「農薬の開発」から「環境づくり」へと移りゆく時代に
いよいよ突入するときが来たのかもしれない。
娘の作文を紹介して頂きありがとうございます。
虫からスズメまで自分にとって不快と
感じる生き物の命を平気で奪う人って
かわいそうな人ですね。
不快と感じることを排除すれば、
事がうまくいくとは思えないです。
そういう意味でもIPM(総合的害虫管理)、
この方法がもっと世の中に広まってくれることを
願わずにはいられません。
>娘の作文を紹介して頂きありがとうございます。
物凄く感動したので、紹介させていただきました。
ぜひとも世に広まって欲しいメッセージですし、
これまで虫に興味がなかった人でさえも、
作文を見てはっとするかも知れません。
さすがに、工事をしたのはスズメガ巣立った後、
と信じたいですが、なぜあそこまで生物を
嫌悪するのあろう、と思ってしまいますね。
人間も生物だということが忘れられてる気がします。
>そういう意味でもIPM(総合的害虫管理)、
>この方法がもっと世の中に広まってくれることを
>願わずにはいられません。
そうですね、「適材適所」を全生物に応用するのも
面白いと思います。
除草剤の代わりに、イモムシを養殖して食べさせるとか。
以前、ヤギに線路の草むしりをさせている駅が
都内でありましたが、あれもいいアイデアでしたね。
俺もね、虫は好きなほうじゃないんだ。
かといって毛嫌いするほどでもない。
確かにさ、大金をかけた家を虫とか鳥とかに汚されたくない、
そういう気持ちは分からないでもないよ。
だけど限度があるよね。
虫とか鳥とかと本当に接点を持ちたくないなら、
超高層マンションに引っ越すしかないよね。
あとは家自体をネットで囲んでしまうかしか。
香港だったか台湾だったかは忘れちゃったけど、
ゴミの処理にミミズを使っているんだよね。
そうすることで埋め立てゴミの8割を削減できるらしいよ。
こうやって共存を考えることも大切だよね。
(ミミズは虫か?)
殺虫剤とか化学洗剤を使ってしまうと、
人体にも大きな影響が生まれてしまうからね。
例えば合成界面活性剤が多量に人体に入ってしまうと、
腎臓が破壊されてしまったりとか。
殺虫剤だって虫を殺してしまうくらいだからね。
人体に無害なわけないし。
だから退治するのはさ、部屋に侵入してきたやつだけにして欲しいね。
ゴキブリとかさ。^^;
LOHASに興味津々な俺としては、
農薬自体を使わない方向に将来が向いてくれれば嬉しいよ。
でもさ、殺虫剤を撒き散らしてしまう人ってのはさ、
きっと虫が恐いって人も中にはいるかもね。
そういう人は仕方ないと思うよ。
でもスズメの巣くらいいいと思うなぁ。
来月からさ、スズメから家賃を取りたてれば良いんだよ。
うちのベランダなんてさ、
ベランダの床のど真ん中に巣を作って毎年鳩が産卵しているよ。^^
今年はもう巣立っちゃったけどね。
やっぱり「知的生物」などと自負してる以上、
人間が動物のことを考慮していくしかないかも。
結局、人間が動物のすみかにお邪魔してるんだしね。
そうだね、
どうしても動物との関わりを避けるとなると、
超高層マンションか超高山か深海しかないと思う。
香港たか台湾だかのミミズの利用はいいね。
ミミズやダンゴムシがいる土地は肥沃で
農作物もよく育つと聞くし。。。
>(ミミズは虫か?)
昆虫ではないけれど、虫という言葉なら曖昧だし、
含めてぜんぜんOK! 極端な話、
エビとかカエル、ヘビも虫と言って間違いでないよ。
殺虫剤・農薬はやっぱり怖いよ。
サリンの遠い親戚のような物質だからね。
いつか、なくなる日がくればいいのだが。。。
>きっと虫が恐いって人も中にはいるかもね。
学生のとき、昆虫学学者の矢島先生の講義を
聞いたことがあるんだけれど、先生いわく
「虫嫌いは教育によるもの。先生にお願いしたいが、
虫を見て悲鳴を上げることだけはやめてほしい。
好きになれとまでは言えませんが」
と熱弁してたのを覚えてるよ。
動物・鳥・虫もうまく同居すると楽しいんだけれど、
一度嫌いになっちゃうとどんどんこじれちゃうのかな。