生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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山中伸弥先生、iPS細胞ください!

2019-02-05 | 健康・医学

身近な人が、相次いで「パーキンソンの疑い」と言われている。

数か月前まで自転車に乗っていたのだが、
転倒を繰り返すようになり、やがて歩いてもふらつくようになって、
明らかに変だということで、脳神経内科を受診した次第だ。

「パーキンソンの疑い」
転倒を繰り返す高齢者によくくだされる診断だが、
非常に嫌な診断でもある。

というのは「パーキンソンの疑い」というのは、
パーキンソン病か、パーキンソン症候群かはっきりしないからだ。



いずれも脳内の「ドーパミン」が減少して起こる症状だが、
予後には天地の違いがある。

パーキンソン病だと、根治はまだ難しいものの、
薬がよく聞き、寿命を縮めることはないとされる。
発症後、10年経過しても登山できる人もいると聞く。



一方パーキンソン症候群だと、薬が効かない、
進行がパーキンソン症候群より早い……等々、
調べても調べても、あまり楽観的な情報は得られない。

せいぜい、リハビリをがんばらせ、
生きがいや楽しみを多く持つようにし、
「痛恨の一撃」となりかねない肺炎等を防ぐことに留意することになる。


あとは一縷の希望としては、2012年以降、
iPS細胞の臨床に向けた研究が進んでいるので、
iPS細胞が届くのを待つというのがあるぴかぴか(新しい)

山中伸弥先生、お願いします~。
パーキンソン症候群等の難病に、iPS細胞を使えるようにしてください


もう一つの望みは、脳自体に解剖学的な異常はなく、
パニック障害や解離性障害などの、精神面から来ていたというストーリーである。

人間は思い込みが極めて激しい動物で、
簡単な例だと、
無毒の葉をウルシだと偽って腕に擦り付けるだけで、
本当に皮膚がかぶれてしまったりする。

ここではあまり詳しいことは書かないが、
そう考えられる根拠も少なからず存在するのである。



また、高齢になるとほぼすべての人がパーキンソンに近い状態になり、
100歳になると、計算上は全員パーキンソンになるというサイトもある。
「高齢者なのだから仕方ない」と開き直るという選択肢もある。


私は、自分が病気になるのは怖くないのだが、
身近な人が病気になったとなると、
気持ちの持ちように大いに悩まされる。

まずは「東京都パーキンソン病友の会」などに顔を出して。
情報収集してみようと思っています。
また、江戸川区議会議員の滝沢泰子さんにも相談に乗って頂き、
いろいろなシステムを教えて頂きました。


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