↑こんなツイートをした。
(因みに追記しておくと、
40年以上前とのことですが、きれいに整理整頓された引き出しを見て
「先生の机の引き出しみたいだ」と言われたという真逆の話も聞いたため、
私の独断偏見が入っていることを予めご了承ください)
教員をやってみての言い訳としては、
とにもかくにも、物が多くなるのです。
教科書、参考書(自ら持ち込んだもの含む)、その他書籍、プリント類、
パソコン、実験道具、集めた提出物、手帳類……
研究職や物書きと似た性格があり、
『コレクター職』と呼んでほしいです。
コレクター職の人は、「いる物といらない物」の
区別が苦手なのかもしれません。
というのは、20年間まったく使わなかったものを
ふとした気まぐれで使ったりすることがままあるからです。
「何十年も使ってないのだからもういらない」
という「常識」が通じないのです。
コレクター職の人は、パソコンやスマホの中、
さらに脳の中まで似たような状態になっています。
「記憶力がよい」と言うと長所に聞こえますが、
それはいわば、整理できずに脳内に情報を溜め込んだ状態なのです。
教員が何十年も前の生徒のことを事細かに覚えているのも、
種明かしをすれば、こういった脳の特性にあるといえます。
私はさらに「捨てられない系男子」ですが、それでもなお、
捨ててしまって後悔している物が山ほどあります。
たとえば、幼児の頃の絵本、おもちゃなど。
今、子ども向けの本を書くにあたって、
参考にしたかったところを思い出すのですが、
絶版で手に入らずだったりで……。
反対に、
整理整頓に凄まじく厳しい職業が「船乗り」だそうです。
10年以上前に聞いた話ですが、
整理整頓をしないと「蹴り」が飛んでくる世界だったとか。
理由としては、船が揺れた時に物が散乱すると、
怪我や事故につながるからだそうです。
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