2022年6月22日、姫路市の好古園で開催中の好古園30周年記念事業「夏の剪画展」を観覧しましたので紹介します。
剪画とは切り絵の範疇に入る手法ですが約20年前に日本剪画協会が切り絵と区別する為に造った造語です。
日本剪画協会のサイトで下記の3つのポイントが剪画美術で重要と記されています。
①基本的に黒の芸術である(付随して黒を活かした色付け表現もあります。
②切る感触を大切にする(切った感触を画面に残す)
③絵の全体を貼り付け、貼り跡を残さない(貼る作業で画面を歪ませたり汚したりしない)
また、上記の日本剪画協会のサイトに剪画の製作過程についても解説されています。
前置きが長くなりました早速、表題の「夏の剪画展」について紹介していきます。
上の写真は「夏の剪画展」のリーフレット
会期は7月3日(日)までですので興味のある方は是非お出かけください。
上の2枚の写真は潮音斎での展示
上の2枚の写真は剪画塾で指導されている小坂通泰先生の作品「流れは淀まず」(上)
「千姫への・・・・」(下)で雑誌「Ban Cul」の挿画に使用されたと記されています。
上の写真は潮音斎の前の池と庭の風景
上の2枚の写真は活水軒ロビーでの作品展示
上の写真は入り口玄関前の剪画展示
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