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姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その9 済水寺

2023年06月08日 04時10分52秒 | 姫路市
2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。

姫路市林田町散策記シリーズの第9回として済水寺(せいすいじ)をお送りします。






済水寺の基本情報
住所:姫路市林田町久保209  TEL:079-261-3641
宗派:臨済宗(妙心寺派) 山号:龍潜山 御本尊:聖観世音菩薩 
創建:享保11年(1726)大庄屋の三木重郎右衛門が先祖の霊を祀るため建立
          盤珪永琢禅師=盤珪国師 (大法正眼国師) により開山  
   当初は自背庵と称していたが宝暦年間(1751-1764)に済水寺に改称

所在地のGoo地図を添付しておきます。

林田藩の殿様、建部長教の墓があることで有名です。建部長教は6代目の藩主
六代 建部 長教(ながのり)【1724~1764】
第5代、建部政民の嫡男、母は板倉重同の娘。宝暦12年(1762)に39歳で相続しました。
明和元年(1764)6月18日没、享年は41歳。正室は信濃松本藩主 松平光慈の娘。



上の3枚の写真は林田藩第6代藩主の建部長教公の墓(五輪塔)の近・中・遠景(正面)
印字事項としては正面に地 寛量院殿荼毘所之塔 側面に明和元年と六月十八日




上の2枚の裏面から観た殿様の墓。側面に明和元年甲申の印字。
裏面にも印字があるが完全には判読できなかった。建部長教公の事績が書かれています。

歴代の林田藩の歴代藩主は以下のとおりです。



 
下記サイトにさらに詳しい説明が掲載されていましたのでリンク




上の写真は済水寺の墓所にある三木家累代の墓と第16代当主の三木誠一氏が養蜂事業に
一生を捧げた事蹟について説明された銘板
三木家は大庄屋の三木家 のことで宝暦7年(1757)、三木家7代当主の三木重郎右衛門
父の意志を継いで現在の済水寺の敷地・本堂を寄進した。 


上の写真は済水寺の現地説明板

ここからは境内の案内に移ります。
上の写真は山門 天明元年(1781)の建築 だそうです。

上の写真は本堂と庫裡
本堂は宝暦14年(1764)の建築(老朽化の為解体し現在は礎石のみ)、
現在の本堂は建て替えられ、平成4年(1992)に完成した。

上の写真は観音像
上の写真は十三重の塔


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