神戸市立 垂水小学校は2022年に150周年を迎えます。
150周年を記念して老朽化して耐震強度に問題がある北校舎と東校舎を撤去し、
新たに3,4,5階に体育館を備えた西校舎と4-5階にプールを備えた南校舎が新築される
計画で工事が進行する予定です。
現地の標識を中心に写真紹介します。(撮影は2021年4月3日)
上の写真は西校舎の建設予定地 プールがあった場所です。
奥は北校舎(3階建て)
上の写真は現在の北校舎(奥)と東校舎(右手)及び運動場(手前)
上の写真は建築計画に関する現地の標識です。
令和3年(2021年)は文化財の発掘調査が実施される予定です。
近くの垂水日向遺跡では縄文時代からの複合遺跡が確認されています。
建設工事の開始は令和4年(2022)の1月からです。完了予定は令和8年(2026)。
総工費:44億円
概略工程は以下のとおりです。
2022年度 西校舎の建設工事
2023年度 東校舎の解体工事及び文化財調査
2024年度 南校舎の建設工事
2025年度 北校舎の解体工事 体育倉庫建設及び運動場整備
上の写真は完成ごの姿です。(現地の標識による)
上の写真は令和4年(2022)に150周年を迎える旨の告知看板
神戸市立垂水小学校は明治6年(1873)3月7日に西垂水村洞養寺(とうようじ)
にできました。現在の神戸市内で5番目に設立されました。
西垂水村の児童が学び児童数は23名程度だったようです。
3年間で卒業するシステムでした。名前は徹道小学校と言っていたようです。
現在の神戸市立垂水小学校の前身となります。
また東垂水村の児童は玉林寺(ぎょくりんじ)の境内で洞養寺と同じ時期に児童11名が
学んでいました。玉林寺は昔、現在の垂水区役所付近にあったようです。
当時の名称は垂水学校。
明治34年(1901)に校舎ができるまでは洞養寺と王林寺の両寺で勉強していました。
名谷地区での小学校ですが明治6年(1873)3月奥畑地区に名渓小学校(石水寺)、
西名・東名・滑・中山に龍華小学校(転法輪寺と明王寺)が設置され明治6年(1873)
6月には名渓小学校が廃止され龍華小学校に合併された。
詳細な垂水小学校の歴史は下記サイトを参照してください。
www2.kobe-c.ed.jp/trm-es/?action=common_download_main&upload_id=18
垂水小学校の古写真
上の写真は昭和2年(1927)頃の垂水小学校
上の写真は昭和7年(1932)の垂水小学校
上の写真は昭和41年(1966)頃の垂水小学校
上の3枚の写真は垂水センター街に展示の垂水歴史館の掲示からです。撮影:2021-10-26
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