



吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が…。書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読。

最近は本屋さん待ち合わせは大好物になりました。飽きない

で、そんな本屋さんのお話です。
職場こそ違えど、どこも人間関係に振り回されのはおんなじ。お仕事経験者ならそれはそれはわかりますでしょね。
子育て中に金八俳優さんがテレビで話していたのは・・・生まれたときは男も女もなく、育て方で男は男らしく、女は女らしくとなっていくから、ほっといたら同じ。そんなようなことだったと思う。
で、男なんだからそんなことで泣くんじゃない!と育てていた私は へー!そーっだったのー?なんて思ったもんでした。そして、最近テレビで男がビービーワーワー泣いているのを見て、ありゃ!
もしかして泣きたい時には泣けばいい? 男でも・・・
息子達は泣かない。ウサギが死んだときにうるうるしていたけれど・・・私が死んだら泣くかな?

そんなことを思いながら、なんだこいつら女みたいだな~と、正社員の男共の女々しい姿を見て思った。女の方がよほどさっぱりしていて威勢がいいじゃない。
途中ちょっと、なんだこりゃ、どろどろ? と読んでいたけれど、すぱっとね。小気味いい。そうだそうだ!
引き際がいい、後味のとってもいいお話でした。

