



人生をやり直したかったのだ。ネットカフェ難民相沢仁は、闇の提示板で募った仲間と軽井沢の金持ちの屋敷に押し入った。だが物色中、仁は何者かに頭を殴られて昏倒。ようやく独り逃げた彼は報道で、屋敷が全焼し、三人の他殺体が発見されたと知る。家人には危害を加えないはずが、おれは仲間にはめられた。三人殺しでは死刑は確実。正体も知らぬ仲間を、仁は自力で見つけねばならなくなった…。

安易に生活保護の申請する若者と、なんとか会が浮かんだ。
簡単に闇の世界に入って行ってしまうなんて・・・入れるなんて・・・怖い怖い!
途中でもしや? そんなに荷物を抱えて? 逃げ足速いし?
やはり法律は勉強しておいたほうがいい。相続放棄していたら・・・と言ってもまだ幼すぎ。
担当刑事が勝瀬がいい。読んでいて救われたような・・・
家庭環境って大事なのよね。お金があるとかないとかじゃなくて・・・ってことで、こういう作品を読むと家はどうなんだろう?なんて思うわけ。
薬丸さんの単行本化された作品は全部読んだと思うけれど 「刑事のまなざし」 がいちばんよかった。
